2016年10月30日放送

原泰久

漫画家

累計2600万部突破!日本中に『キングダム』旋風を巻き起こした大人気漫画家に密着!壮大かつ緻密なストーリー創作の舞台裏とは?

男性向け漫画雑誌として国内発行部数ナンバー1の『週刊ヤングジャンプ』で10年もの長きにわたって連載が続いている歴史漫画『キングダム』。単行本は累計2600万部を突破し去年の青年コミック売上げ1位、第17回手塚治虫文化賞受賞、お笑い芸人やスポーツ選手など著名人の間にも熱烈なファンが多いことで知られる大人気作品だ。
物語は2300年前の中国・春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す貧しい少年と後の始皇帝となる秦国の若き王の成長と友情の物語で、“天下統一”へ向けて駆け上がっていく若者達の熱すぎる人間ドラマや緻密な軍略の駆け引きを中国の歴史書である『史記』を元に描いたストーリーだ。
作者の原泰久は今でこそ“超売れっ子”だが、サラリーマン時代を経て30歳で漫画家になった遅咲きだ。『キングダム』連載開始にあたり「これまで誰も描いていない中国の春秋時代をテーマにしても読者の関心を集めないのでは?」と編集者から反対されたが、「真っ白い雪の上に一歩踏み出したい」という強い思いで突き進んだ結果、若者だけでなく大人もハマる稀代のメガヒット作品が生まれたのだ。番組では、『キングダム』がストーリーのターニングポイントを迎え悪戦苦闘する原の5か月間に密着!毎週18ページもの連載を届けるために福岡県の仕事場でまさに“不眠不休”で原稿を書き続けたかと思うと、〆切の合間を縫って博物館に足を運び情報収集…サラリーマン時代の元同僚との飲み会にも律儀に顔を出す。“一度読めば必ず虜になる”とも言われる壮大なスケールの物語を世に送り出し読者の心を鷲掴みにし続ける超人気漫画家の原点を探した。

プロフィール

原泰久

原泰久

1975年佐賀県生まれ。3人兄弟の末っ子で、2人の兄の影響で漫画好きに。暇さえあれば絵を描いていたという少年時代を過ごし、大学在学中の2作品がちばてつや賞ヤング部門期待賞と準大賞を受賞。大学院卒業後はシステムエンジニアとして会社に勤めるも、漫画家になる夢を諦めきれず27歳で脱サラ。その後、歴史物の読み切り漫画『覇と仙』が第23回MANGAグランプリにて奨励賞を受賞し、その3年後『キングダム』連載が決まる。同時に、これまでほぼ独学で絵を描き続けた原は、『スラムダンク』や『バガボンド』などで知られる人気漫画家・井上雄彦の元で4か月間アシスタントを務める。社会人・アシスタントの経験があったからこそ、“大人の格好よさ”を肌で感じ、それが今に繋がっているという。家族は妻と3人の子供、現在41歳。


担当スタッフ

演出:中村卓也
構成:重乃康紀
ナレーター:窪田等
撮影:奥村恭介・松井孝行
音効:中嶋尊史
編集:高橋智子
制作協力:えふぶんの壱
プロデューサー:福岡元啓・上野光雪

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