2016年05月01日放送

水野 祐

弁護士

その表現はアウト? セーフ? それとも…?クリエイターの “自由” を守り、表現を加速させる異色の若手弁護士に密着!

盗用疑惑により白紙撤回という前代未聞の事態を招いた「五輪エンブレム問題」。
その表現はいったい誰のものなのか…?人々の“権利”に対する関心が高まる中、注目を集める人物が水野祐、35歳だ。主に著作権などの知的財産権を扱う弁護士で、クリエイターの表現活動を法律家の立場からサポートする異色の存在だ。美術、映画、音楽、ファッション、建築、メディアアートなど、表現にまつわるあらゆる分野で彼の存在は欠かせない。2011年、芸術家集団「Chim↑Pom」が岡本太郎の壁画の脇に新たな絵画を設置し、軽犯罪法違反の容疑で書類送検された事件では刑事弁護を担当。マスコミの苛烈な報道により当初は「いたずら」などと騒ぎになったが、水野は彼らの作品意図を的確に解釈し、表現方法と軽犯罪法の構成要件をポジティブに読み替えた意見書を作成して不起訴に持ち込んだ。また、人気音楽ユニットのダンスモーションや3Dスキャンデータを世界中に無料配布する前代未聞のプロジェクトなどではライセンス設計を担当。法律と現実の間にグレーゾーンが広がっているからこそ解釈次第で新たな発想を生み出せるというのが彼の自論だ。
番組では水野を半年間にわたり取材。法整備が追いついていない3Dプリント関連企業からの相談や大手建設会社を相手取った訴訟の様子、更にクリエイター向けの無料相談活動など、今の日本のクリエイティブシーンの裏側で縦横無尽に駆けまわる水野に密着する。
「僕は法律というツールを使って、人間関係や社会をもっと魅力的にデザインしたい…」
異色の若手弁護士が見つめる“未来”とはどんなものだろうか?

プロフィール

水野 祐

水野 祐

1981年神奈川県生まれ。中学時代にサブカルチャーにハマリ、大学では法学部に在籍しつつもバンド活動や自主映画製作を楽しむ。たまたま触れたローレンス・レッシグ(クリエイティブコモンズの提唱者)の著書に感銘を受け、クリエイターを法律家の立場から支援することを思い始める。2008年司法試験に合格。都内の弁護士事務所勤務の後、2013年「シティライツ法律事務所」を開設。クリエイターのための無料法律相談組織「Arts and Law」や「クリエイティブコモンズジャパン」の理事を務める。“現場に行く”がモットーで、カルチャーと酒をこよなく愛するため自由気ままな独身生活を送っているかのように見えるが、一児の父でもある35歳。


担当スタッフ

演出:小林潤子
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:高野大樹
音効:増子彰
編集:柏崎源
制作協力:ドキュメンタリージャパン
プロデューサー:福岡元啓・新津総子

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