2016年03月27日放送

田根剛

建築家

“場所の記憶”を掘り起こす建築家。世界を舞台に巨大プロジェクトを手がける36歳に密着!

2020年の東京オリンピック招致に向けた新国立競技場のコンペで、古墳をイメージした通称『古墳スタジアム』が最終選考に残り、世界のスター建築家ザハ・ハディドと並んで「宇宙船か古墳か」(ザハ案か、田根案か)と評され大きな話題となった田根剛。
高校時代はJリーグのユースチームに所属し、ケガでプロへの道をあきらめた後、大自然にあこがれて北海道にある大学の芸術工学部建築学科へ進んだ。その後、単身ヨーロッパへ乗り込み、26歳の若さでエストニアの国家プロジェクトである国立博物館の国際コンペを勝ち取り華々しくデビュー。イタリア人、レバノン人建築家と3人でパリに建築事務所を構え、現在は世各国で20カ所以上のプロジェクトに関わっている。
田根の建築の基本は、その建物が建つ地のそもそもの由縁や周辺環境などの“場所の記憶”を徹底的にリサーチし、そこにしか存在し得ない建物とは何かを探るというもの。
番組では10年がかりで取り組むエストニア国立博物館の建設現場で、現地の技術者たちと意見の違いを乗り越えながら現場を指揮する田根に密着する。そこはかつてソ連時代の軍事基地、1200メートルの滑走路を建物の一部に取り込んだ巨大な構造物だ。
「建築家とはローカルな仕事を請負、その土地、町並み、人を知って始めて仕事が出来る」と語る田根のパリ・エストニア・日本での怒濤の日々や建築家としての熱い想いに迫る。

プロフィール

田根剛

田根剛

1979年東京都生まれ。北海道東海大学芸術工学部建築学科卒業。デンマーク王立アカデミー客員研究員、アジェイ・アソシエイツ勤務等を経て06年にパリにてDGT. (DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)を設立。エストニア国立博物館国際コンペティション最優秀賞、ミラノ・デザイン・アワード2部門受賞ほか受賞多数。現在はコロンビア大学GSAPP(パリ)講師。ESVMD(スイス)講師。建築の他にもインスタレーションと呼ばれる展覧会や舞台の空間演出なども手がけ、これまでに指揮者・小澤征爾の舞台装置や、デザイナー・皆川明(ミナ・ペルホネン)らとコラボレーションするなど、分野を超えた活動も。パリ在住の36歳。


担当スタッフ

演出:原義史
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:原義史・戸田統
音効:増子彰
編集:伊藤誠
制作協力:メディア・メトル
プロデューサー:福岡元啓・松井秀裕

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