2016年02月14日放送

水上力

和菓子職人

今年のバレンタインは和菓子で勝負!?世界のパティシエが注目する67歳和菓子職人が作る究極の「愛のお菓子」とは…

母親が子どもに作るお菓子の中に和菓子はあるのか。恐らくその答えが、この男が抱く危機感の理由だ。「和菓子は日本人の生活のから消えようとしている。和菓子屋にできることはまだまだ沢山ある」と語り、黙々と工房で餡を練り続けるのが東京・小石川の和菓子屋「一幸庵」の水上力だ。
和食がユネスコの無形文化遺産に登録され日本食がブームとなる中で、水上の作る和菓子は、繊細かつ圧倒的な表現力を持つとして世界の美食家やパティシエから高い評価を受け、わざわざ教えを請いに来る海外パティシエも後を断たない。
中でも「他の菓子の追随を許さぬ美味と食感」と言われるのが名物の「わらびもち」だ。蕨の地下茎から3〜4%しか採れないでんぷんを用いた特別な蕨粉を使用し、強火で練って練って練り倒す。最高の状態を覚える為に、これまでに何万回と同じ行程を繰り返し、長年の仕事で手のひらまでが「菓子を作りやすい形」に変形したと笑う。
そんな水上が、来るバレンタインデーに向けた新作の和菓子作りを始めた。万葉集の中から“愛の歌”を選び、その想いを和菓子で表現するという。番組では、色・味・形にこだわり抜いた饅頭をはじめ、新作和菓子作りに試行錯誤を繰り返す日々に密着。「目指す頂上まではまだ5合目」と語り、自らの職人人生と和菓子の未来をかけて新たに作り出した「究極の愛の和菓子」の誕生に迫る。

プロフィール

水上力

水上力

1948年東京生まれ。江戸菓子屋の四男として育つ。京都・名古屋で和菓子職人としての修行を積み1977年東京小石川に「一幸庵」を開店。妻の道子さんとはまるで「和菓子とお茶」のような切っても切れない仲睦まじさで、現在次女の夫が二代目職人として修行中。国内外での講演や、有名パティスリーメゾンとのコラボレーションなども積極的に行い和菓子を世界へと発信し続ける67歳。


担当スタッフ

演出:赤坂恵美子
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:中島大樹・江藤恭真・阪本祐介・日高朋弘
音効:中嶋尊史
編集:宮島亜紀
制作協力:東北新社
プロデューサー:福岡元啓・山本喜彦

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