2010年02月21日放送

藤倉大

作曲家

 日本が世界に誇る新進気鋭の作曲家、藤倉大。15歳で単身イギリスに渡り、今や「イギリスのクラッシック界でその名前を知らぬ者はいない」と言われる32歳だ。現在はロンドンを拠点に欧米で活躍する彼の音楽は実にユニーク。奏者が客席に座って演奏する曲、楽器の音を電気的に増幅させて聴かせる曲、まるで聴くものに挑みかかってくるような、ある種「先鋭的で暴力的」な音楽だ。そんな藤倉のスタイルが今、世界中から注目を集めている。番組ではアメリカの名門オーケストラから依頼され新曲の製作にとりかかった藤倉に8ヶ月間かけて密着!「100年後も演奏され続ける曲を書く!」と豪語する若き才能は、果たして「現代のベートヴェン」となりえるのか?

プロフィール

藤倉大

藤倉大


担当スタッフ

演出:三木哲
構成:稲原誠
ナレーター:窪田等
撮影:志水久、池俊克、上村朋浩
音効:井田栄司
制作協力:東北新社
プロデューサー:松井奈緒子、上野大介

情熱語録

ヘビィメタルのファンとか
あっちの方の人たちに
僕らの音楽を聞いて欲しいですよね。

いいの、
別にモーツァルトとかベートーヴェン、わからなくても。
好き嫌いどうでも。
現代音楽だけ来ればいい。
絶対好きになる。


「お前のやってるようなことは
芸術なんかじゃねえや」って
言う人もいるかもしれないけど、
書いてる本人としては
「芸術を作ってる。芸術を作りたいな」と思ってますよ。


でも、僕、自分が作曲するのに
才能があるとか、
得意だから作曲しているわけでもないんですよ。
作曲以外に僕…したいことがないんですよね。
作曲せずには生きていけない。


芸術っていうのはさ、
世の中必要不可欠なものだと思うんだよね。
絵もそうだし、小説もそうだし
音楽もそうだし、この3つ…。

この芸術がなかったら今の生活はないんだよね、
商業的に売れてるポップスとか、ああいうのも。
クラッシックの当時の現代音楽の人たちも
やってたわけだからさ、100年前、50年前。

だから僕は、やっぱり、音楽をやるんなら、
目指すのは一番クオリティーの高いものを
狙いたいですよね。
売れるからやるんじゃなくて。


(音楽の歴史に名を連ねたいとか、使命感とかありますか?)
そりゃあできれば。
それはもう
今まで音楽やってきて
こういう音楽のやり方もあるっていうのを打ち出したい、って
毎回、書く度に思うんですけども。
どれだけ現実にそうなるかどうか、
僕が死んでみないとわからないですね。

情熱の瞬間

▼『鏡』というコンセプトは出来た。いざ、曲作りに。だが、その日できたのはわずか5秒ほど。オーダーされた曲の長さは10分。(23:20)236クリック
▼各所に鏡写しのアイデアがちりばめられた新曲が完成。ブーレーズ氏の誕生祝いとしてシカゴでいよいよお披露目へ。(23:24)175クリック
▼「音楽の歴史に、できれば名を連ねたい。
現実にそうなるかどうかは、死んでみないとわからない」(23:27)294クリック

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