2010年01月03日放送

アリス=紗良・オット

ピアニスト

ドイツ人と日本人の両親の許、ミュンヘンで生まれ育った21歳の新進気鋭のピアニスト。4歳から本格的にピアノを初め7歳でのコンクール優勝を皮切りにヨーロッパの名だたるコンクールでの優勝経験を持つ。スラリとした長身に艶やかな黒髪、爽やかな笑顔が印象的なアリスだがピアノの前に座ると、まるで別人・・・その超絶テクニックで「最も優れた次世代アーティスト」と賞賛される逸材だ。
番組ではアリスが幼い頃から夢見ていた、世界有数のオーケストラ「ミュンヘン・フィル」との初共演のステージに完全密着!
「“学ぶ力”は人間が神から与えられた一番の宝だと思う」と語る21歳の女流ピアニストの“夢の瞬間”をカメラが追う。

プロフィール

アリス=紗良・オット

アリス=紗良・オット


担当スタッフ

演出:増永達治
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:桜田仁、吉田恭一、保山耕一、辻本佳史
制作協力:アミューズ
プロデューサー:須田裕子、上野大介

情熱語録

私がなぜピアノを始めたかって言うと
やっぱりあの〜言葉で表せないこと
表現できないことを音楽で表現できると思って

3歳の頃だったんですけど、
3歳のときっていうのは、
なんか自分の言葉、ボキャブラリー、
限られてるじゃないですか。
だから自分の言いたいことをほんとに
言葉で表現できるのって難しくて…。

だからやっぱりなんか…言葉が足りないから
周りの人の間でなんか…誤解があったり
みんなちゃんと理解してくれないなってことに
すごい悩んでたんですよ。
(3歳で?)
そう。

どの子供でも
なんか欲しい時でも、
なんか感じた時でも、
なんとかこう…
周りに伝えたいって気持ち
ありますよね?
自分の感情と気持ちを…。

ただ…音楽ってやっぱりすごい表現力があるんだな。
これだったら自分の言いたいことも
周りに伝えることができるかなって感じて、
それでコンサートの後、すぐ母のところに行って
「自分は絶対将来ピアニストになるんだ」
って言ったんです。


みんながあんまり信じてくれなかったときでも
おばあちゃんはいつでも信じてくれてたんですね。
だから「おばあちゃんは信じてるよ」って、
いつも言ってくれて…。

で、何故か
「自分がほんとうに信じてること…ほんとに願ってることは絶対実現する」って
言ってたんですよ。


(去年の5月に亡くなった祖母。最後に電話でピアノを聴いてもらった)
もうね、ぼろぼろ涙で鍵盤なんか見えなかったんですよ。
でも、どうしても最後に…
「ありがとう」って言葉、
「ありがとうって気持ち」は電話で話してても
「あっ…あっ…」だけだったので。

言葉よりやっぱり音楽を通して
どうしても最後に
「今までありがとう」っていうのを伝えたかった。


ドイツにいても、日本にいても完全なネイティブではないんですよね。
例えば、ドイツでアジア人に見られたり、
日本にいたら必ず英語で話しかけてくるんですよ…皆さん。
だから、やっぱりそういうとこは
私は日本人なんだ!私はドイツ人なんだ!
っていう感覚っていうのがないんですね、あんまり…。


なんかすっごい早く全部通り過ぎていってしまって、
毎日毎日、違う人たちに会って。
それもすごく楽しくって
すごいおもしろい人たちに会うんですけど…。
すごく透き通ってしまって
「残ったものって何なのかな?」って考えたときに、
やっぱり、ちょっと落ち込んでしまって…。
もうちょっと…
深めていきたい…一瞬一瞬を。


(コンサートが終わって)
なんかね弾き終わって立ったときに、
みんなを前にしたときに…、
初めて実感したんですよ
ここなんだ〜って。

情熱の瞬間

▼「アリスの紡ぐ音は聴く者の心を鷲掴みにする」ナレーションの後、
「天衣無縫」のタイトル、そして演奏後の微笑み
(23:36)183クリック
▼岡本太郎『壁を破る言葉』に感動、感激。一番好きなのはそのタイトル。
彼女の永遠のテーマ。(23:54)190クリック
▼ミュンヘン・フィルとの共演を、熱のこもった演奏で終え、最後に会心の笑み。楽屋では「よかったぁ、嬉しかったぁ」としみじみ。(23:57)707クリック

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