2009年07月26日放送

吉岡秀人

小児外科医

乳幼児の死亡率が極めて高いとされるミャンマーで子供たちの治療を無償で行う日本人医師がいる。
小児外科医の吉岡秀人―
夏場は気温40度を超える手術室で懐中電灯の明かりを頼りに日に10件,年間1000件もの手術をこなす。
そんな吉岡の病院には、噂を聞きつけ2日も3日もかけて訪ねてくる患者が絶えない。
「一人の人間が限られた能力やエネルギーでどこまでやれるか、
それがここの医療です」と語る吉岡。
数々の難手術をこなし、戦場さながらの現場で奮闘する姿に密着!
小児外科医・吉岡秀人を突き動かす強烈な想いとは一体何なのか?

プロフィール

吉岡秀人

吉岡秀人


担当スタッフ

演出:東考育
構成:稲原誠
ナレーター:窪田等
撮影:吉田誠、山田尚弥
音効:井田栄司
制作協力:テレビマンユニオン
プロデューサー:梛木泰西、上野大介

情熱語録

(なぜそこまでできるのか)
たったひとことで言えといわれたら、
自分の存在価値の再認識なんです。
人が喜んでる姿を見れば、
自分がやった行い、行為によって、喜んでる姿を見れば、
自分は人を喜ばせる価値がある人間だって自己認識するでしょ。
たくさんの自己認識を重ねていって、
自分ってもののイメージを作ってるわけですね。
自分ってものの価値を作ってるわけでしょう。
それが最も高い場所が、
僕にとってはここなんですよ、今は、少なくとも。


(手術助手の不手際を厳しく責めた後)
前ね、子どもが死んだんですよ。手術の後に。
彼女たちだって、そういうことを経験してるはずやのに、このザマでしょ。
患者さんのためとか言って、
いくら美辞麗句を並べたってねえ…。
ほんっとに、人の命に対して
ひとりひとりが責任を持ってないじゃないですか。
そりゃあ事故は起こるでしょ、そんなの、絶対…。


僕が長く続くのはなぜかって言うと
ここでこうやってることが僕の幸せと直結してるから。
それ以外ないですよね。
だから、誰もここに来ないんであれば、
迷う必要ないですよね。
で、いまここに、こうやって存在してるわけなんですよ。


(目指す医療は?)
ひとことで言えば、
「たとえ死んでも心が救われてる医療」。
「生まれてきて良かった。
 生まれてくる価値があった」と思える医療です。

それはまあ、ひとつはね、
『大切にされる医療』ですよ。
人は大切にされるだけで、
「どんな障害があっても、価値がある」って
思うわけじゃないですか。
自分は大切にされてる、と思うわけじゃないですか。
だから、直せても、直せなくても、
ほんとうにその人のことを大切に扱う。
たとえ小さな子どもでもね。
貧しくても、貧しくなくても、大切に扱う。
そういうことだと思います。
その『心の姿勢』ですよね。

情熱の瞬間

┗23:02 冒頭から緊迫の手術室シーン「酸素飽和度下がってるで!」(210クリック)
┗23:13 長く続くのは、ここでこうやってることが僕の幸せと直結してるから。(203クリック)
┗23:27 目指す医療は「たとえ死んでも心が救われてる医療」(659クリック)

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