2009年03月29日放送

益川敏英・小林誠

物理学者

 2008年、米国籍1人を含む4人の日本人がノーベル賞を受賞する快挙に日本中が沸いた。物理学賞を受賞した益川敏英と小林誠は紙と鉛筆だけで 宇宙に挑み、その研究に情熱を傾け、生涯を捧げた。「物質とは何か」「宇宙はどのように誕生したのか」…全ては「好奇心」から生まれる単純な疑問から始まっている。そして、その原点は子供時代の純粋な「好奇心」にあった。純粋な「好奇心」を伸ばしてきた親たち、研究を支え続けた家族。ノーベル賞受賞者は、どんな日常生活を送り、どんな好奇心を持っているのか。彼らの素顔に迫りながら、未来を担う子供たちに、親たちに熱いメッセージを投げかける。

プロフィール

益川敏英・小林誠

益川敏英・小林誠


担当スタッフ

演出:宇都浩一郎、坂田能成
構成:稲原誠
ナレーター:窪田等
撮影:池畑道征、岡本亮、中林清一
音効:片野正美
制作協力:テレビマンユニオン
プロデューサー:石原徹、井口岳洋、上野大介

情熱語録

(自分の発言は)同じ事を言っても今まで以上に
ちょっとは聞いてもらえるようになったので、
「地位利用」をしなさいねという意味なんでしょうね。


やはり、上には上がいるし
普通の人間と、馬との距離よりも
普通の人間と、天才との距離の方が大きい。


(別荘でお気に入りのピアノソナタ「月光」を聴く)
着想が、
「ひょっとしたらこれはいけるかも分からんぞ」
というくらいの感じのところですね。
もうちょっと先までいくと(第3楽章)、
これはかなりもう、
「これはひょっとしたらいけるぞ!」(という感じ)。
自分のね、考え方がどうもうまくいくらしいと感じる時の
心のはやる気持ちと、
それから「ちょっと待て」と、抑える気持ちと
そこらへんの感じが(この曲と)よく似てる。


(自身の本棚を案内して)
なんでも雑学が好きなの
「学」と付いてなきゃダメ。
体系立った知識、
自分がやるわけにいかないから
時間もないし、労力もないし金もないから
やってくださった人の知識を譲り受けようという立場ですね。


(就職活動についてアドバイスを何か…との学生の質問に)
恋愛問題でもいつでも言うんだけど、
「この人でなければならん」という事が
はじめから決まっているわけじゃない。
自分の本当の適性というものは
やってみなきゃわからないという側面がある。
はじめ何もしないのが一番いけなくて、
第一歩踏み出してみる。
踏み出すという実践の中から視野は広げる。
あまり狭く考えない方がいい。


(研究をするにあたって、一番大変だったことはありましたか?
 という小学生の質問に答えて)
僕は、あんまりそういうことなくて、
楽しくなかったら自分の情熱を込めてその仕事できない…。
全力を注いでも、まだその上に努力ができるようなものを…
『憧れの対象』を探して近付く。
目標は憧れがあるからできるんだと思います。


(母校での講演会で)
学問というか、みなさんがいろんなこと勉強しているわけですけども
そういうものは基本的には自由を獲得する作業なんです。
社会に出た時に対応できるような、
それに踏み出すことができるような基礎的な知識を
身につけているんだと思います。

人生は実にいろんなことがあります。
楽しいことがいっぱいあります。
120%の努力を傾注しても、なお楽しい。そういう道を見つけて前に進んで下さい。


ロマンティックって言葉があるけども、
やはり科学で起こっていること、
それをフォローしていくことは、
科学には血沸き肉踊る感動がある。
「これが分かったら、すごいじゃないか」というようなね。

(※発言はすべて益川敏英)

情熱の瞬間

┗23:29 ノーベル賞記念祝賀会で、夫人「もう一度、海外旅行に連れて行って…」と。(198クリック)
┗23:34 猫の置物について、夫人「猫が好き、人間も飼っているけど(笑)」と。(125クリック)
┗23:42 母校の講演で「120%の努力をしてなお楽しい道を進んでください」(196クリック)

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