2008年11月16日放送

上野吉一

東山動植物園企画官

 名古屋市東山動植物園では、400億円の予算を投じての再生計画が2016年の完成を目指して始まっている。その再生プランを推進する企画官に任命されたのが上野だ。京大霊長類研究所の准教授として、展示・実験動物の福祉の研究を進めてきた男の就任は、日本初の研究者からの転身として注目を集めている。そんな上野の存在は動物園の現場にとっては「異星人」。しかしながら彼についていくと、今まで知らなかった動物のいろんなことが見えてくる。何故、動物園は必要なのか?上野、そして東山が目指す動物園とは何か?再生プロジェクトの第1弾としてチンパンジーの展示施設が完成するまでを追う。

担当スタッフ

演出:本山崇
構成:佐藤公彦
ナレーター:窪田等
撮影:守谷恵美子
音効:門脇弘幸
制作協力:LUCAS
プロデューサー:井口岳洋、上野大介、富澤正義、イシイ圭

情熱語録

動物園で動物を見せるというのは
生きた剥製としてのチンパンジーを見せているわけではなくて、
生き様を、生きている生活を見てもらうわけじゃないですか。

そういう意味では彼らが少しでも、
野生そのものではないけれども、
そこで必要としている機能を
満たしてあげるような環境を作り上げるということは、
彼らを理解するということにも繋がるし、
彼らが本来住んでいる環境とかにまで
思いが馳せるような世界を作り上げることができる。


頭でっかちのメッセージじゃないものを
少しずつ少しずつ伝えることによって、
「動物を大切にすることって意味があるんだ」って、
「そこから地球環境の事も考えなきゃいけないんだ」って、
徐々に徐々に伝わる。

そういう役割が
動物園にもあるんだと私は思っているんです。
それがなかったら動物園なんてなくてもいいんですよ


人間は独自で
この地球の中にいるのではなくて
それ以外の生物と共に
この地球の中に生きているんだってことを
感じられるように、
そのきっかけになるような動物園に
なってもらいたい…していきたい。

情熱の瞬間

┗23:09 自分の理想と職員の意識の間にすきま風が…(137クリック)
┗23:15 動物への想いの原点となったフィギュアで楽しそうに遊ぶ(138クリック)
┗23:27 新しいチンパンジー舎が完成、理想の動物園像を語る傍で鳥が合いの手(344クリック)

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