2008年11月02日放送

大野和士

指揮者

今、世界中からオファーが絶えない日本人指揮者がいる。大野和士48歳。東京芸術大学を卒業後、25歳でドイツへ留学。以来、欧州を中心に活躍を続け、2002年からのベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督では、数々の世界初演を手がけ、耳の肥えた聴衆や批評家からも「モネの幸運」「ブリュッセルの奇跡」と絶賛されている。大野は2008年9月からフランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者に日本人として初めて就任。リヨン歌劇場は「開かれたオペラハウス」という理念のもと、欧州で最大の若者の観客動員数を誇る革新的な劇場として注目されている場所だ。番組では、新たに船出するマエストロ・大野に密着。就任直前の9月帰国時に日本の病院や施設を巡回し、公演の醍醐味をピアノで弾き語る様子も取材し、多忙を極めながらも、自らの信念の音楽を実現する大野の「もう一つの現場」を追っていく。

プロフィール

大野和士

大野和士


担当スタッフ

演出:野村彰人
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:宮永昭典
音効:金田智子
制作協力:グループ現代
プロデューサー:井口岳洋、上野大介、田野稔

情熱語録

何かしら…こう…う〜って、言葉では言い表せないものが
もくもくとわき起こったときに
ウォ〜ってやったのが音楽の始まりだから
それが音楽の本質なんですよね。

『いかに人を活かすか』
これなんですよ。
なぜかというと
指揮者自身が音を出しませんから。
表現者というよりも、表現を引き出す人っていう
ある意味では特殊な言い方が出来る職業かもしれませんね。

音楽が政治的であるとかいうことではなく
逆に、音楽の本質が自由であることです。
人間が自由になること、
人間が人間であることを喜びと感じることです。

えてしてオペラの演目は
一部の人々のためにある。
でも、私たちアーティストは
自ら機会を見つけて外に音楽を届けるべきだ。

こだわりっていうか、自分のちっぽけな自我を
見せるというような欲求が自分の中にあるとしたら
それはね、ベートーベンに対して失礼です。

情熱の瞬間

┗23:15 モネ劇場で最後の指揮、緊張の面持ちでいざ開演(93クリック)
┗23:18 モネ劇場で最後の指揮を無事終え、日本での活動のため帰国(169クリック)
┗23:27 フランス国立リヨン歌劇場での初演を無事終える(174クリック)

« 前の放送過去の放送一覧次の放送 »

公式Facebook

Twitter

#情熱大陸

ページトップへ