2008年06月15日放送

ナガオカケンメイ

デザイナー

 「○○デザイナー」といカテゴリーにとどまらず、その活動は独特だ。
 今、ナガオカの拠点となっている活動が、2000年から始めている「D&DEPARTMENT PROJECT」でデザインと消費を考えるというもの。「デザイナーが無自覚に作り出すモノが、ただゴミになっているのではないか」という考えに基づき、まずデザイナーの視点で展開するリサイクルショップを始めた。そこでは作り手が真剣に生活者に向き合っていた60年代のデザインに注目し、いくつかのメーカーに働きかけて、復刻版の商品をプロデュースする事業を成功に導いた。
 さらに、全国各地の寿命の長い商品や伝統工芸品などに光を当てる「ニッポンビジョン」プロジェクトも企画。ロングライフデザインを発掘するために日本中を飛び回るナガオカの、「デザインとは誰のためにあるのか?」を探し続ける生き様を追う。

プロフィール

ナガオカケンメイ

ナガオカケンメイ


担当スタッフ

演出:中村裕
構成:長南武
ナレーター:窪田等
撮影:角山正樹
音効:井田栄司
制作協力:SLOW HAND
プロデューサー:井口岳洋、伊豆田知子

情熱語録

今のデザイナーには申し訳ないですけど、
完全に遊んでますよね、
こんなの作っちゃっいました…って。
そういうの許せない!
(物議をかもしそうですね)
全然OKですよ。


特に日本人に必要なのは
ロングライフデザインなんじゃないかと思うんですよ。
長く使えるものをデザインをして
使い続けられる環境をデザインすることって、
昔の日本にはあったような気がするんですよね。


(各都道府県に一つずつ出店していくことについて)
日本は狂ってますよね。
ものすごい量の買い物をして、
ものすごい量の使えるごみを捨てて、
長く使い続けることは素敵だってことを
一人ずつ伝えていくしかないんでしょうね。


今の環境問題って、
捨てることを前提に考えてるじゃないですか。
環境に悪い素材を使ってても、
長く使えばいいわけで。
要は捨てなければいい。
捨てることを前提に考えない環境問題も
あっていいと思うんです…。


昔からデザイナーって
雑誌に例えると
「暮らしの手帖」みたいな
要は、良き生活者だったんですよ。
自分で欲しくない物なんて作らなかったんですよね。
いつの間にかデザイナーが
表面的な形だけを作る職業に
成り下がっちゃったがために、
自分で作っておきながら、
使い勝手が悪いとか、環境に悪いとか…。
そういう物の作り方の考え方が
(今と昔では)ちがいますよね。


やっぱり生き残ってる人って
まず人間の生き様的な部分に魅力があって
バカでしか出来ないこと、
バカだから出来ることをやろう。
僕の生き様を見て
あいつがあれだけやるんだったら、
ちょっと俺もやるかっていう…。
そこで勝負したいですね。


田舎に行けば行くほどデザインを感じますよね。
それはデザインはここにあったんだ…と思います。
で、そこから最近、
『東京のデザイン』って言われるデザインよく見るんですよ。
そうすると「あれ、間違ってるな」とか思う。
どの工場に行っても、食べていくための商品ってあって
しかも、それで100年ぐらい食べてるんですよ、みんなが。
願いを込めて
「デザインとはこっちであって欲しい」
と、思いますよね。


日本って新しいものをどれだけ買えるか
高価なものをどれだけ買えるかが豊かさになってて
それってちゃんちゃらおかしいと思うんですよ。
戦うしかないので、戦いますけど。

情熱の瞬間

┗23:18『長く使って欲しい気持ち』が凝縮した鉄瓶について、職人さんが語る(94クリック)
┗23:27 (日本の今の風潮と)戦うしかないので…戦いますけど(291クリック)

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