2008年03月16日放送

山口絵理子

バッグデザイナー

 「メイド・イン・バングラディシュ」。ナチュラルだけど洗練されたデザインのバッグに、この文字が刻まれたタグがぶら下がっている。これが、山口の仕事の成果だ。
 大学時代に開発途上国支援に興味をもった山口は、アジア最貧国のひとつであるバングラディシュに渡った。そこで、「必要なのは施しではなく、先進国との対等な関係だ」と気づき、ジュートという麻の一種で作られたバッグをバングラディシュで作り日本の有名店で売ることで、自立を支援することにした。
 とはいっても「安かろう悪かろう」「援助されるのが当たり前」という価値観が染み付いてしまったバングラディシュで、そうそう事は簡単に進まなかった。失敗、挫折、裏切りなどを乗り越えて、ビジネスを軌道に乗せることに成功した。
 外見は、まだ「女の子」と呼んでもいいくらいの山口から溢れ出てくるパワー。「一歩を踏み出す勇気」を持った女性の、大冒険物語の始まり始まり。

プロフィール

山口絵理子

山口絵理子


担当スタッフ

演出:長南武
ナレーター:窪田等
撮影:今井巧
音効:井田栄司
制作協力:アクアス、ワーロック
プロデューサー:中野伸二、井口岳洋、五味喬、川村庄子

情熱語録

(バッグ作りを始めた動機)
もちろん最初は世の中を変えたい!です、ハイ。
変えるためにバックってもの選んで、最初。
だからもっともっと会社を大きくして一流ブランドになりたい。
ファッションってそういう力があるかなって思うんですよ。
世界をこう…動かしていくような。


日本の何十倍も時間を掛けなかったら
この国はいけないんですよね。
-
約束を守って毎日来てもらうようにするにも、
日本の何十倍も伝えて
それを毎日毎日繰り返して、
それでやっと1つのことを達成できるから。
-
今、私がキレて、
何でもそんなに遅いのって言ったとしても、
それは何の変化にもならなくて、
ただ関係を壊すだけだから。
-
いつも我慢して
「その日がくればいいなぁ」くらいに思わないと。


ゼッタイ、私、
第2、第3の情報って頼らないんですよ。
本に書いてあるとか、人から聞いたとか、
だって、
それって間違ってる可能性あるし、
それって主観じゃないですか!?
-
例えば、途上国が貧しいとかいうのも、
国際機関がすばらしい機関だっていうのだって
そんなの誰かの誰かの誰かの話であって、
実際自分の目で見たことしか信じられない。
-
結局、だってその第2、第3の情報を頼って、進んで、
最終的に“あ、違った!”って思った時に、
誰を責めるのっていったら、
他人になっちゃうじゃないですか。
環境になっちゃうじゃないですか。
-
でも、
自分が見たことを元に決断したら、
自分の責任であって、
失敗したって後悔しない。


(なぜこの国に居続けるのか?)
うん…
(長い沈黙)
やっぱり諦めたくなかったから…
できるまでやっぱりやる、って決めたんです。
-
(無謀な試みだと思わなかったんですか?)
う〜ん。
よくそう言われたんですけど…
「そうかなぁ?」って、
みんな知らないだけじゃないかなぁって
思ったりもしてました。
本当はこの国の人たちもできるってことを
(知らないだけじゃないかな)。

情熱の瞬間

┗23:21 納品予定の革が半分しかできてない!(101クリック)
┗23:25 現地マネージャー「仕事があれば誇りを持って生きていける」(175クリック)
┗23:27「みんな知らないだけじゃないかな、ほんとはこの国の人たちも出来るってことを」(346クリック)

関連商品

« 前の放送過去の放送一覧次の放送 »

公式Facebook

Twitter

#情熱大陸

ページトップへ