MBS 毎日放送

栗山スミ子役/加賀 まりこ
パート5が出来てうれしいですね。スミ子役としては、モノクロの衣装が多いので、今回、髪の色を明るくしてみました。
今回は難しい台本で、会社も刑事役の矢崎さんも探偵みたいに見える。からくりをよく考えた台本だと思いますね。台本を読む限りでは、殺された男と、同級生の男とどっちがお父さんだかわかるようでわからない。矢野俊彦さんがどの人なのか? 娘さんも作りごとをするし、あんな親子もいるのかなあと。きっと、見る人にはわかりやすくなると思いますが、台本では何度読んでも「ええ!?」って思うし…。その分、面白い台本だと思います。こういう入り組んだ話が、どう映像化されるのか、出来上がりが楽しみ。最後に「崖の出てこないサスペンス」として、濃厚な心理ドラマを楽しんでいただけるではないかと思います。
パート1から5年、最初に比べて遺品整理の仕事は認知度も需要も高くなっていると思いますね。ドラマは遺品整理をきっかけにストーリーが展開しますが、事実は小説より奇なりというから、実際はずっとすごい話がいっぱいあるんだろうなあと思いますよ。最近は施設などへの移るため生前に部屋を整理する福祉整理も多いと聞いています。私はどちらかというと捨てる方だから大丈夫。このドラマに来るたびに身の回りを整理する事を考えさせられますね。

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