遺品整理人 谷崎藍子5~遺体なき殺人~

2015年7月27日(月)よる9時

過去の作品

遺品整理人 谷崎藍子~死者が遺したメッセージ~
谷崎藍子(高畑淳子)は、理由あって遺品を処理することができない遺族に代わって遺品を整理する会社「青い鳥社」のベテラン社員。社長・栗山スミ子(加賀まりこ)の信頼も厚い藍子の口癖は「遺品には、亡くなった人のメッセージが遺されている」。
ある日、刑事・三田村(矢崎滋)が藍子のもとを訪ねた。相沢俊介(鶴見辰吾)という男が、要介護の母・りつ(中原ひとみ)に頼まれ、母を殺害したという事件について話があるという。俊介は孝行息子として知られ、事件後自首している。事情を裏付けるりつの遺書もあり、執行猶予がつくと思われていた。三田村は、りつを殺害した部屋を整理してほしいと俊介が希望していることを藍子に伝え、遺品整理を依頼するが・・・。
【出演】
高畑淳子、鶴見辰吾、窪塚俊介、中原ひとみ、七瀬なつみ、中島ひろ子、三島ゆり子、赤木春恵、山本圭、矢崎滋、加賀まりこ ほか

遺品整理人 谷崎藍子Ⅱ~届かなかったメッセージ~
ある日、無理心中と思われる男女の遺体が見つかった。警察は、料理研究家・藤原美咲(大久保佳代子)に結婚を断られた市役所職員・上田昌也(酒井敏也)が美咲を殺し、自らも車の中で自殺を図ったとみていた。
刑事・三田村(矢崎滋)の仲介で、栗山スミ子(加賀まりこ)が経営する遺品整理会社「青い鳥社」のベテラン社員・谷崎藍子(高畑淳子)と工藤明彦(窪塚俊介)が、美咲と上田の遺品整理に取り掛かることになった。依頼人は、美咲が暮していたマンションのオーナー・夏目礼子(森尾由美)で、美咲のことは何も知らないと語る。そんな中、警察への通報がきっかけで、美咲は本名を中園祐実といい、結婚詐欺を繰り返していることが判明。祐実と上田の死は無理心中ではなく、別の解釈ができるのではないか・・・と藍子は疑問を抱く。
【出演】
高畑淳子、森尾由美、大久保佳代子、窪塚俊介、酒井敏也、小林正寛、国広富之(友情出演)、矢崎滋、加賀まりこ ほか

遺品整理人 谷崎藍子Ⅲ~48年目の証人~
高級マンションに暮らす高丸勇一(ガッツ石松)のもとを、突然、弟の片山忠雄(大杉漣)が訪ねてきた。10年前、亡母の山林を等分に分けた兄弟だったが、たまたま兄の勇一が相続したところに高速道路が通り、平等に分割したはずの土地が兄弟の明暗を分けたのだった。10年ぶりの再会を懐かしむ勇一を、忠雄は緻密に立てた計画に沿って殺害する。それは決して自分が犯人だとは分からない完全犯罪となるはずだった。
数日後、勇一の妻・由季子(佐藤仁美)が夫を殺害した容疑で逮捕された。不倫が原因で離婚話のあった由季子が、入浴中の勇一を持病の心臓発作を装って感電死させたという疑いがかかる。当初、犯行を否認していた由季子だったが、裁判がはじまると一転して犯行を認め、事件は判決を待つばかりとなった。事件を担当する三田村刑事(矢崎滋)からの紹介で、遺品整理会社「青い鳥社」のベテラン社員・谷崎藍子(高畑淳子)たちは勇一のマンションに向かうが・・・。
【出演】
高畑淳子、大杉漣、ガッツ石松、佐藤仁美、窪塚俊介、矢崎滋、加賀まりこ ほか

遺品整理人 谷崎藍子4~身代わりの花~
弁護士・中森伸也(宮川一朗太)が自宅で殺害された。その1ヶ月後、遺品整理会社・青い鳥社の社長・栗山スミ子(加賀まりこ)は、ベテラン社員・谷崎藍子(高畑淳子)と新入社員・西条裕太(藤山扇治郎)をあるアパートに派遣した。故人はアパートの一室で孤独死した丸岡純一(モト冬樹)。遺品を精査していくうちに、丸岡が女装倶楽部の常連だったこと、そして中森に強い関心があったことが判明。さらに、中森の殺害現場で丸岡の指紋が多数検出されたことがわかり、丸岡が中森を殺害した疑惑が強まる。丸岡は本名を「小久保隆」といい、証券ディーラーとして活躍していたが、5年前に株が大暴落した後、失踪していたという。 藍子は遺品を渡すために小久保の妻・敏江(岸本加世子)に会いに行く。しかし敏江は、小久保とは失踪後は会っておらず、遺品はすべて処分して欲しいと語り・・・。
【出演】
高畑淳子、岸本加世子、モト冬樹、宮川一朗太、藤山扇治郎、篠田三郎、石丸謙二郎、矢崎滋、加賀まりこ