 |
 |
【遠藤憲一*えんどうけんいち】
83年、NHKドラマ『壬生の恋歌』で俳優デビュー。『その男、凶暴につき』『月はどっちにでている』など映画に多数出演。個性的な演技派で、テレビドラマの脚本も手がける異才。今回、珠子にひかれていく男の純情ぶりに女性ファンの急増必至!
京都で好きな食べ物:うどん。東京に比べてあまりにもダシの色が薄いんだけど、さすがに味は深い。
|
|
 |
|
―このドラマの話が来た時、どんなふうに思いましたか。
「まず、金子という役よりも、昼のテレビを見る層に対して、俺みたいなコワモテのごっつい顔のが出て大丈夫なのかなって(笑)。知り合いに話しても、面白いじゃんと言う人と、大丈夫かよと言う人がいてね。その部分でちょっと葛藤しながら悩みながら決めたんですけど。台本を読んでみると、昼のドラマにあまりないようなキャラクターだったから、こういう役をやってみるのも面白いなあと思いました」
―金子という人物に対しては、どういうふうに。
「表面上は恐がられたり、乱暴っぽく見えるんだけど、実はピュアな部分があるっていう。だから、他はストレートにいくのに、珠子に対してだけは、はがゆいぐらい遠回りな接し方をして。そういう落差がいいですよね。一色じゃない所が面白いし、俺はあんなにピュアじゃないけど、人間的にはわかるし共感もできる。好きなんだから、もっともっと珠子につっこめばいいのにとは思いますけど(笑)」
―珠子というヒロインに対しては。
「ここまで世間知らずでだまされやすい人って、どうなんだろう。まだ、こんな女性に会ったことないですよ。でも、珠子みたいな人がいたら、やっぱり放っておけないというか、守りたくなるでしょうね」
―航太君とも仲良くなっていきますよね。
「航太との出会いが珠子に入っていくきっかけだから、航太とのやりとりはすごい大事なんです。最初に撮影で会ったとき、俺のことを恐がってましたけど。やっぱ、いかついから(笑)。子どもとの芝居は段取りくさくなると寒いものになっちゃうんで、ト書きにないようなことも結構やってるかな。よー!って言って抱っこしてみたりね。なるべく触れあうようにして自然に仲良くできるようにしています」
―映画の仕事が普段多いんですよね。昼の連続ドラマを実際演じてみていかがですか。
「30分番組が週5本あるわけで、映画なんかに比べて遥かにセリフを覚えるのが大変ですよね。分量も多いし、テンポも早いし。それと、フィルムで撮るのとやっぱり映った感じが違うので、自分がどうこうというより、見た人にどう受け入れられていくのかなって、思いますね。大体ヒロインの相手役って二枚目が相場でしょう(笑)」
―金子を通して茶の間に伝えたいメッセージってありますか。
「金子って、珠子たちに一生懸命にやってるんだけど、接しているうちに自分に足りなかった人間性みたいな物を取り戻していくんですね。お助けマンが実は助けてもらってるという。心の中で何が大切?と自問しながらより人間らしくなっていく。そういう金子の内面を伝えていけたらと思いますね」
|
|