単細胞なバカだが、人情家。特進Aの生徒。バイク屋の息子で機械いじりが得意。
早くに母親を亡くしたために家事一切を引き受け、幼い弟妹の面倒見もいい。
そんな神田篤朗を演じる尾上寛之君にインタビューしたぞ。

尾上君は特進Aクラスの中では一番ドラマはベテランかな?
「そうですね。もう芸暦でいうと12年くらいになります。ドラマの出演回数ももう覚えてないくらいです(笑)。でも毎日放送でお仕事するのも初めてだし、最初はやっぱり緊張しました。」

篤朗役ってどう?
「とにかく楽しい役ですよね。その分結構アドリブを求められるんですよー。Sプロデューサーが「アドリブやって」 って僕をいじめるんです(笑)。僕がアドリブ苦手でうまくできないのを知ってるのに!!意外と僕は遠慮がちなんで、 「こんなこと言ってもいいのかなあ?」って考えちゃってうまく対応できないんですよね。」

普段の尾上くんは篤朗とは全然違う性格なの?
「うーん、篤朗と同じように僕も激しい性格かな。でも篤朗みたいにすぐに怒ったりはしないですけどね。あと篤朗といっしょで勉強はあまり好きじゃないですけど、あんなに成績は悪くないですよ。ちゃんとテストで良い成績取らないと親に怒られちゃいますから(笑)。」

兄弟いっしょのシーンも多かったよね?
「僕は一人っ子で実際には弟も妹もいないんです。だから自分がお兄ちゃんとして演じるっていうのはちょっと難しかったですね。逆に僕は昔からお兄ちゃんが欲しかったんですよ。そういえばちょうど中学2年のときに母親に「お兄ちゃん欲しい」って言ってましたねー(笑)。」

長野ロケはどうだった?
「第一印象はとにかく寒かった!!ドラマでは真夏の設定だったんで半そでだったから余計ですよね。
あとみんなでジェットコースターに乗るシーンがあったじゃないですか。僕実はジェットコースターとかお化け屋敷とか大嫌いなんですよ。ドラマの中では恐がる七海の手を引っ張ってたんですけど、実は僕が一番恐がってました(笑)。」

あとやっぱり気になるのは恋愛シーンだけど…
「私生活でも実際僕も鈍感な方なんですけど、篤朗ってホント鈍感ですよね。まあ実際に学校で女の子と2人きりになることとかってなかなかないですよ、普通。でもだからってドラマで2人きりのシーンがあっても照れとか恥ずかしいとかは一切ないです。もちろん演じる上での緊張感はありますけど。

じゃあ最後に一言!!
「篤朗の恋がどうなるか?ここに注目です!あと台本にないセリフをアドリブでがんばってしゃべってるんで「これはアドリブかな?」って注目して見てくれるとうれしいです!」