■ 出演者インタビュー  谷澤恵里香
谷澤恵里香
『古代少女ドグちゃん』に出演されたキャストのインタビューをお届け!
今回は、ドグちゃんを演じる谷澤恵里香さんです。

Q.1 今作での主演が決まったときの感想をお聞かせください。

信じられなかったというか、ドラマのオーディションに受かったということが信じられなかったのに更に主演?みたいな…。怖くなりましたよ。一番に両親に報告しましたが、この喜びを誰に報告して良いものかわかりませんでした。信じられなかったのが、現実に起きていることなんだと実感したのはドグちゃんのコスチュームを作りにサイズを測りに行ったときですね。あっ!嘘じゃない!!本当なんだ!って(笑)

Q.2 かなり凝った衣装ですが、初めて見たときどう思いましたか?そして、実際に着てみてどうでしたか?

ビックリというか、オーディションの時にビキニ姿で普通の商店街とかを通るかもしれないよ?とは言われていたんですけど…絵コンテで最初に衣装を見たんですけど、こここここれですか!?って(笑)この姿で道を歩いて大丈夫ですか?って思う位衝撃が大きかったです。自分が着たらどうなるんだろうって考えても想像がつかなかったですね。楽しみというよりも、私が着ちゃっていいのかな?って思いました(笑)でも、実際着てみたら「おぉぉ〜!」って(テンション上がる感じに)なりましたね。強くなった気がするというか、衣装に負けてられないなって思いましたね。衣装のインパクトが強すぎて、しかも、リアルじゃないですか?土器みたいな(笑)素材は、クッションに包まれているって思う程フワフワでやわらかいです。撮影時もビキニなのに温かいんですよ。
ブーツは、脱ぐのが少し大変ですけど自由自在に歩けますよ。

Q.3 初めて台本を読んだときの感想をお聞かせください。

ぶっ飛んでる世界観だなって思ったのと同時に、コレが出来るんだ!って凄く嬉しかったし演じることが楽しみになりました。私、本を読むとか得意な方ではないんですけど、ドグちゃんの台本は面白くて凄く続きが読みたくなりました。とにかくぶっ飛んだ子を演じられるということが、台本を読んでさらに楽しみになりました。オーディションの時は、ドラマの内容をあまり詳しく教えていただいていなかったんですけど「どんな女優さんになりたいですか?」と聞かれたんです。その時に私「普通の人間じゃなくて、人間じゃない役がやってみたいです。」と答えていたんですよね(笑)それが、今回、まさかの土偶役!いつかそういう役がもらえたら嬉しいなという気持ちだったのにいきなりドーンッ!って(笑)普段も普通じゃつまらない、何か楽しいことしたいという気持ちが強くて、周りの人を笑顔になってくれることとか…。そういうのが好きなので本当、台本読んで楽しみになりました。

Q.4 「ウララー」等、ドグちゃん用語が数ありますが、セリフを発するときに気をつけていること、意識していること、工夫していることなどがありましたら教えてください。

井口監督がトーンとかつけてくださるんですけど、自分で台本を読んだだけでは全然想像出来ないイントネーションで(笑)あっ!そうか!ドグちゃんはこうしゃべるんだって。5歳児のイメージでドグちゃんを演ってます。ドグちゃんのお父さんは井口監督ですね(笑)お気に入りのセリフは、ドキゴローとドッキングしたときの「ドグちゃん参上!!」です。凄い言いやすいというか、自分の中で一番「決まった!」と思える気がするんですよ。いつも、ドグちゃんの口調は難しくて何回も何回も撮り直すのですが「ドグちゃん参上!」だけは、撮りなおしたことがないんですよ!!嬉しくてそのセリフが言いたいんですけど、1話につき1回しかそのセリフがなくて言えないんですよ。12回しか言えないんです。貴重ですね(笑)

Q.5 演じていて、ドグちゃんの好きなところはどこですか?

明るいところというか、ドグちゃんは天真爛漫じゃないですか。自分のことドグ「ちゃん」ってちゃん付けで言っちゃうし(笑)私、そういうのがまったくないので憧れだったんです。ブリっ子とは、また違うけど自分のこと「ちゃん」付けで呼んでみたり赤ちゃん口調で話してみたり…。凄く好きなので、演じていてルンルンですね。でも、それだけじゃなく、ドグちゃんは実は凄く色々なことを考えていて、人間よりもむしろしっかりしているんじゃないかなと思えるところとかもあるのがいいですね。

Q.6 逆に、ドグちゃんを演じる上で「ココが一番苦労してます!」というのがありましたらお聞かせください。

ドグちゃんの土偶ビキニ(笑)今はキツイですね(笑)衣装が、ビキニなのでお腹が出ないようにご飯は、撮影後にしています。今日もなんですけど…。お弁当は食べないようにしています。でも、「ドグちゃん弁当」という特製のお弁当があるんです!スタッフさんが栄養の入っているビスケットとかシリアル系をたくさん用意してくださっていて。通称「ドグ飯」と呼ばれています(笑)。凄く嬉しいですね。撮影後には、ドーナツとかご飯とか…めっちゃ食べます(笑)これ終わったら食べれる!と思うとさらに頑張れます(笑)周りの人も応援してくださっているので本当頑張れます。あとは、話口調・イントネーションに苦労しています。家でも練習しているんですけど、両親に見られるのは恥ずかしいので夜中の2時3時とかに一人でドグちゃん用語しゃべってます(笑)あと、誰もいない土手とか。ドグちゃんは、私がやる!って凄く思ってます。

Q.7 収録合間など、他の演者さんやスタッフさんとはどんなお話をされるのですか?

ご飯について話します(笑)差し入れとかお菓子とかが現場に凄く溢れているんですよ。でも、「あぁ〜ドグちゃんは食べられないんだねぇ」とか言って笑ってます。あとはアニメの「ゴールデンエッグス」にはまっていて(笑)桐島里菜さんがDVD持っていたので持ってきてくれて窪田さんは、自分の家からポータブルDVD持ってきて空き時間にずっと見ているほどはまってます(笑)そして、ずっと語ってます。凄い好きみたいですね。みんなの笑い声で音声がDVDの音声が聞こえないくらい盛り上がってます。

Q.8 これまでの撮影時・撮影合間にあった現場でのおもしろエピソードや楽しかったエピソードをお聞かせください。

つい最近ありました。窪田さんとのシーンで、ドグちゃんが怒って誠をぶん殴るという場面だったんですけど…何故か私すっごく力が入ってしまって…。パンチ2回の後頭突きをする流れだったんですが、全部に力が入ってしまって(笑)左手を使う時には最悪にもドグちゃんがつけているブレスレットも思いっきり当たってしまっていて…。しまいには、頭突きも本気でお互いたんこぶ(笑)カットがかかった瞬間、謝る前に自分も痛がっちゃってしまい…。加減が出来ず、申し訳なかったですね(泣)

Q.9 一番、一緒に撮影する時間が長い誠君こと窪田さんとは初共演かと思いますが、お会いになられた印象をお聞かせください。

合わない気がしました(笑)今回、私、初めて台本の読み合わせを経験したんですけどドグちゃんを淡々と読んでしまっていたんです。でも、隣りで窪田さんはお芝居をしながら読んでいてというか、本みてないですし!!これが、本読みなんだ!って思って凄くいい刺激になりましたね。明らかにドグちゃんより誠の方が最初は強そうでしたね(笑)

Q.10 各回に妖怪役で大先輩の役者さんたちが登場しますが、大先輩たちの演技を間近で見ていかがでしたか?

子供の頃からいつもテレビで見ていた方たちと一緒のお仕事をしていて一緒の空気を吸っていて、一緒の画面に映っているわけじゃないですか。なので自分の演技よりも、皆さんの演技に圧倒されていて自分がドグちゃんだっていうのを忘れて見入ってしまうんですよ。同じ場所にいるのに、自分だけテレビを見ているような感じに圧倒されてなってしまいましたね(笑)で、「あっ!次私のセリフだ」ってふと我に帰るという(笑)ガッチガチで挨拶に行きましたけど、皆さん優しくしてくださって…「あぁ〜芸能界っていいところなんだぁ(涙)」みたいな(笑)

Q.11 ドキゴローとのシーンなど、後から合成で作られる特撮シーンがありましたが、対人ではない分気をつけたこと、工夫したことはありますか?

ドキゴローは、目がパチパチしたり肩に乗っかってくれているので、逆に心強い存在です。相方みたいなもので、肩にいるだけで本当に落ち着きます。それよりも、アクションシーンが難しくくじけそうになりました。でも、戦隊物見たりして勉強したり事務所のアクションが出来る人に教えてもらったりしました。でも、教えてもらったら、一週間以上筋肉痛が続いてしまってアクションって、大変なんだなぁって痛感しました。完成した映像を見るのが楽しみです。

Q.12 最後に、視聴者に一言メッセージをお願いします。

きっと土偶戦士なんて、見たことも聞いたこともないし一体何なんだろうって思うかもしれないけど、凄くこのお話は真剣に考える部分もあるけど最後はポジティブというか、見終わった後にはイイ気持ち・爽快感があると思うので、だまされたと思ってはまってみてください。ドグちゃんって何?っていうのは見てみなきゃわかりません(笑)オバカな中に真剣があります!年齢問わず色々な方に毎週欠かさず見ていただきたいです!宜しくお願いしますっ!

〜ありがとうございました〜



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