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赤木 誠アナウンサーのブログ

赤木誠のベースボールワールド

更新:2017年2月1日
2月1日、プロ野球キャンプイン。
「球春到来!」の見出しが、紙面で躍っています。
早いもので自身、今年36回目のキャンプ取材になります。
 初取材は、1982年、安芸でした。
テレビの「スポーツデスク」という番組で、阪神の即戦力ルーキー・平田選手(現
チーフコーチ)を紹介することになりました。
そこで担当ディレクターが考えたのが、新人アナウンサーと新解説者で新人を紹介という
「新」づくしでした。
その新人アナウンサーが私、そして新解説者が、前年の阪神監督からMBS解説陣に加わって
いただいた中西太さんでした。
段取りは、私の自己紹介〜私から2人の紹介〜私と平田選手とのやり取り〜中西さんに
よる平田選手への専門的なインタビューのはずでした。
練習終了後、3人揃ったところで、収録スタート。
「MBS新人アナウンサーの赤木誠です。今日は、タイガースの即戦力ルーキー平田勝男選手を
MBSの新解説者、中西太さんと一緒にご紹介して参ります。お二人、どうぞよろしくお願いします」
と言った途端、中西さんが私のマイクを取り上げ、いきなり平田選手相手にマシンガントーク炸裂。
二度と私にマイクは帰ってきませんでした。
私のビックリした顔が面白かったのと、中西さんにNGと言える訳もなく、収録続行。
そのままオンエアーされ、私の全国ネットデビューは、10秒足らずで終わりました。
家の押し入れの何処かに、録画した当時の「βテープ」があるはずですが、定年までに一度見てみたい
ものです。でも、再生が…。
 今年は、13日から沖縄に行ってきます。
36回目、今年はどんな発見、出会いがあるのか、今から楽しみです。

更新:2016年10月21日
平尾誠二さんが亡くなりました。それも53歳という若さで…。
選手時代から、取材、インタビュー、そして花園の決勝の解説としてお世話になった私としては、胸にポッカリと穴が開いたような状態が続いています。

 平尾さんと言えば、スマートで端正な顔立ち、そして華麗なステップ、キック、パスワークのイメージが一般的ですが、実際、接して感じたのはその正反対の部分でした。
初めてインタビューさせていただいた時、額にあった無数の傷跡について平尾さんは、「あぁ、結構縫ってますよ。」と笑いながら話してくれましたが、間近に見た「歴戦の痕(あと)」は強烈なインパクトでした。
チームメイトだった元日本代表監督の萩本光威さんが追悼の言葉で、「アタックは勿論だが、彼の責任感ある守り。これは素晴らしかった。
目の上をよく切っていたのがその証拠だ」と述べてらっしゃいました。
リーダーとしての平尾さんの根本を見た思いです。

 そう言えば、V7達成の前後で、たまたまディフェンスの話になった時、「赤木さん、綾城(元神戸製鋼の名FB)を見て御覧なさい。体は小さくて普段は穏やかだけど、試合になると目が吊り上がって、必死にタックル行くでしょう。
ああいうのが、チームとって大きな力になるんですわ」と語ってくれたのも深く印象に残っています。
「空いたスペースに臨機応変にボールを運ぶ」のは勿論ですが、その根底になる、「闘球」の部分。
しかも、理論家として名を馳せた平尾さんが教えてくだっさった原点。
以後、私のラグビー中継の大きな要素とさせていただいています。

 平尾さんのあのやわらかい京都弁、そしてほんのり漂う良い匂い。
素敵な思い出の数々、有難うございました。

更新:2016年9月1日
 まさに灼熱の熱闘となった高校野球、そして大詰めのプロ野球。
今年も、「筋書のないドラマ」を堪能した、している方多いことでしょう。
そんな中、テレビ、ラジオの野球中継で気になったことがいくつかありました。

1「打ち取った!」
 投手がピンチ、或いは大詰めの場面で、打球がフライやイージーゴロになった
瞬間に叫ぶ実況アナウンサーが殆どですが、野球において、打ち取る=アウトです。
現に、エラーでアウトにならないケースも十分考えられます。別に早まる必要も無い
訳で、強調したいのなら、「○○(投手)の勝ち!」とか「打ち取った打球!」と言えば
その後、エラーが出ても?にはなりません。

2「捌く」
 これも捌く=アウトですから、「ショート捌いて1塁送球」なんてことは?です。
「三遊間、ショート捕った。深いところから1塁送球。クロスプレー、ア・ウ・ト!
難しい打球、見事に捌きました!」こんな感じになります。

3「ランナーホームへ還って来る」
 これも定番になりつつありますが、聴いていて、=ホームインと解釈する人が少なからず
いるのではないでしょうか?実況者の感覚でホームインと思っても、そこは野球。
素晴らしい返球やランナーの転倒でアウトになるケースもある訳で、「ランナーホームへ」
とか「サードベースを蹴った」みたいに忠実に実況した方が、結果的にミスのない実況に
なると思います。(特に画のないラジオではそうですよね)

4「ランナー満塁」
 この夏、高校野球も含めて多かったのがこれ。
満塁=ランナー1塁、2塁、3塁ですから、明らかに重複表現です。
いつも「ランナー○、○塁」と言っているのでついつい…ということでしょうが、
それを言うのなら、「ランナー1塁、2塁、3塁。満塁です。」と並列にすれば問題
ないでしょう。

以上、単なる「こだわり」と思われるかもしれませんが、放送は、何事にも正確に。
そして、「お行儀の良さ」を目指したいものです。

更新:2015年10月9日
 10月1日、18時。私は、京セラDの放送席にいました。
放送ではなく、「経過送り」という、試合の経過を実況しながらMBS本社に送る作業でした。もうパリーグの順位もほぼ決まり、大好きなプロ野球をゆっくり楽しもうと思っていたら、ナント!西武の秋山選手が、前日に驚異の5打数5安打でシーズン安打の日本記録に並んだのです。1本出れば日本新記録。急遽、緊張感たっぷりの「経過送り」になりました。

 5年前、マートンが同じくシーズン安打でイチローを抜いた時は、「赤毛のヒットマン」、一昨年バレンティンの56号HRの際は「カリビアンモンスター」と一部マニア?の間ではちょっと話題になった実況をしたのですが、秋山選手はなかなかイメージが湧いてきません。そこで、ライオンズと言えば、文化放送ということで、旧知の鈴木光裕アナウンサーに電話で秋山選手の、紹介枕詞、ニックネームを聞いたところ「う〜ん。特にないなぁ〜。あだ名は、うなぎとかウナギイヌかな」という答えでした。とても日本新記録実況時には使えませんので、名前に冠(かんむり)をつけることは断念しました。

 そして迎えた第3打席。打球は高く弾んで三遊間へ。以下実況。
「小谷野一塁送球。判定セーフ。H(えいち)のランプが点った。
5年目27歳、秋山翔吾、シーズン215安打、プロ野球新記録達成!
昨日、残り2試合でイチローをそして今日、最終戦でマートンを抜き去りました!」

 一塁セーフからヒット判定まで間があり、若干、立て直しに難があったかもしれませんが、何とかメモリアル実況を終えることが出来ました。
又、又、大記録、凄い場面に立ち合わせてくれた「野球の神様」に感謝、感謝でした。

更新:2015年6月23日
 21日、家族で京セラDに行って来ました。
年に1回、スタンドでの家族団欒?です。
放送席からでは味わえない、熱気、タイムリーな野次、用兵への反応、生(なま)観戦を満喫しました。

 そんな中、普段あまりパリーグを観ない妻が、「これ、どっちがオリックス?」と聞いてきました。
そうなんです、ホームのオリックス、ビジターの西武共に、上が紺系、下が白という同じ色合いのユニフォームだったのです。
確か野球協約には、「ホームは白、ビジターは色付きのユニフォーム」とあったと思います。
最近は、復刻版や期間限定ユニフォームが大(おお)流行りで、ショウアップに貢献しているのは事実ですが、お客さんに?と思われるのは、興行としてどうでしょうか。
特にランダウンプレーや交錯プレーの際は、スタンドから見分けがつきにくかったです。
そう言えば、何年か前、札幌ドームで、打者走者と野手を見間違えて悪送球というシーンを実況したことがあります。プレーヤーにも悪影響が出た例ですね。

 そこで、ラグビーのジャージ照合じゃありませんが、イレギュラーのユニフォーム着用の場合は、NPB管理の下、同系統にならないように調整を行うようにしたらどうでしょうか。あくまでもお客さんあってのプロ野球ですから。そうなると、実況もこんがらかることなくスムーズに流れること必至かと。

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プロフィール

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名前:赤木 誠
生年月日:1958年10月24日
入社年:1981年
出身都道府県:鹿児島県
出身大学:九州大学
趣味:ウォーキング、観光
何でもひとこと:無芸大食。プロ野球、ラグビーには少々詳しいです。福岡・札幌は、住んでいたことがあるので、土地勘はあります。

担当番組


赤木 誠アナが近藤 亨アナを30秒で紹介します!