バックナンバー:2017年6月

甘納豆

2017年6月21日

会社に甘納豆が届いた。
子供の頃何より甘納豆が大好きであった。が、納豆はいまだに食べられない。
懐かしい味である。食べだしたらそのころを思い出してか止まらない。
果たしてなぜ、甘納豆は「納豆」がつく名前になったのだろうか?
糸も引かないし、発酵もしてないだろうにね。

カウンターメディアの面白さ

2017年6月19日

先日、TBSラジオの「Session 22」荻上チキさんにインタビューをさせていただいた。

この日曜日の65人のなかまでオンエアされたのですが、
本番前に貴重な時間を作っていただいた。新進気鋭の評論家は
情報の流れ、伝わり方について熟知してらっしゃって、
ラジオはカウンターメディアというところには感銘を受けたし
なによりこの音声メディアの可能性を信じて、新しいものを作っていることが
すごくよくわかった。番組では森友問題で先駆けて籠池氏にインタビューをするなど
している反面、柔らかい話も扱うということ。
ネット経由などで大阪でも聴けるので、もう少し頻度を上げて聞いていこうと思いました。

収録の合間、番組の長谷川プロデューサにも話を聞いたのですが、
チームワーク、スタッフワーク、勉強になる話ばかりでした。

まだまだこれから試してみたいことがいっぱいあるんですよ。
そういうの少しでもやっていけたらなと思いました。

便利な世の中でradikoタイムフリーでまだ聴けるようです。
検索してみて
よろしければお聴き下さい。

URL: http://radiko.jp/#!/timeshift

父の生家

2017年6月 1日

父親のことはあまり詳しく知りません。
ただ、先だって父の生まれた家(数回しか言ったことがない)の住所を聞き、
なんと某インターネット地図であたりを確認するという不思議なことをしていました。
親の家をネットで調べるなんて、便利な時代ですが、不思議な時代です。

今日たまたま取材でその近くを通りました。
すると急にあたりの景色がその地図の写真で確認した景色と重なったのです。

ここだ。

慌てて調べてみるとやっぱりそこでした。

不思議な家でした。建て増しのせいでなのか、部屋と部屋の間には窓があるし
押し入れを開けると階段があって2階へ行ける。
そして不思議な心地よい空気感が漂っています。
なにか自分のもう一つのルーツ的なものを感じさせられて
それが共鳴するのでしょうか?
行く度にぐったり疲れたのを思い出します。

父の実家の近くを通過しただけで前までは行かなかったのですが
法事のとき雪が降っていたこと、
神戸からはアクセスが当時よくなくてほんとに苦労して行ったこと。
スイッチバックで山越えする列車にはドアを開けるとステップがあったような。
法事の後、川沿いの店で食事をした時の
まるまるオレンジをくり抜いて器にしたシャーベットの美味しかったこと。
滅多に合わない親戚になんか遠いものを感じたり、逆に近しく感じたり。

交通の便が良くなって大阪までも1時間半くらいかな?
こういうところで暮らすイメージも悪くなかったかもしれないと思いつつ
もし彼が生きてたらいまなんて言ったか、
何を教えてくれたのか。
あまりに不思議なウワサレベルの情報ばかり。
ホントのところを本人から聞きたくなりました。
でも、きっと都会化した今のあたりをみても
あんまり喜ばなかったのかもしれません。

奈良県五條市。
ワタクシにとっては近くて遠いミステリアスでどこか懐かしいけど
記憶の薄い、そんな場所なのです。