スナック菓子

2017年5月26日

スナック菓子の「カール」が、ポテトチップスをはじめとする他のスナック菓子に押され、生産を大幅に縮小することになりました。1968年発売のロングセラー商品ですが今後、販売は関西以西に限定されます。「スナック菓子」について調べました。

★軽食代わりに食べられる菓子類の総称

JAS法(日本農林規格)「スナック菓子」の定義はありません。菓子メーカーでは原料にトウモロコシ、米粉、いも類、豆類などの炭水化物を用い、それを食用油で揚げた菓子類のことと定義しています。一方、小麦を原料とする菓子類は「ビスケット菓子」、煎餅やあられなどの米の菓子は「米菓」としてJAS法で定義づけられています。

スナック菓子のスナック(snack)「軽食」の意味です。つまり軽食代わりに食べられる菓子のことです。飲み屋のスナックも「軽食を出す店」ということで同じ語源です。1955年発売の「かっぱえびせん」(カルビー)がよく知られます。

冷麺 冷やし中華

2017年5月25日

暑くなってきました。夏場は、わが家では昼食に「冷麺」を良く食べます。みなさんは「冷麺」と呼びますか?それとも「冷やし中華」ですか?私は両方同じものだと思っていたんですが、区別すべきなんだそうです。

★「冷麺」は韓国冷麺のこと 「冷やし中華」こそ日本生まれ

関西では「冷麺」「冷やし中華」も区別なく、両方の呼び方を使う人が多いのではないでしょうか?正確には違うものだそうです。

「冷麺」は焼肉店で出る「韓国冷麺」のことです。麺にはそば粉が入り、ゴムのように弾力があります。これを日本人向けに改良したのが「盛岡冷麺」です。盛岡冷麺にはそば粉は入っていません。

盛岡冷麺のスープ牛骨、鶏がら、野菜などを煮込んだスープにキムチが入ります。具材は、キュウリ、大根、白ネギ、胡麻の他、スイカあるいはみかん、りんごなど、果物も入っています。

一方、「冷やし中華」は仙台の中華料理店の組合が考案した日本生まれの麺料理です。考案当初、昭和10年代は、冷やした麺に、湯がいたキャベツ・塩もみきゅうり・スライスしたニンジン・叉焼・トマトが乗せられていました。

関西人「冷麺」「冷やし中華」を区別しませんが、最近は大手コンビニ「冷やし中華」で商品名を統一していること、大阪の大手食品会社が「冷麺」と言わずに「冷やし中華」と商品名を変えたことから、徐々に「冷やし中華」の呼び方が優勢になりつつあるんだそうです。

天気痛

2017年5月25日

天気が悪くなると、なぜか頭や間接が痛くなったり、古傷がうずいたりする「天気痛(つう)」。ドイツを始めヨーロッパ、アメリカには、なんと「天気痛予報」があるそうです。「天気痛」について調べました。

★内耳と視覚からの情報の混乱が原因

天気痛の引き金になるのは「気圧・気温・湿度変化」、特に影響が大きいのは気圧で、梅雨や台風の時期は注意が必要です。

最近の研究で、「耳」の中の「内耳(ないじ)」のせいで起こる事がわかってきました。内耳は耳の奥にあって「リンパ液」という液体があります。

人間は、このリンパ液流れる方向や早さで、体の傾きや位置を割り出しているのですが、内耳には「気圧センサー」というものもあります。このセンサーが天気による気圧の変化で興奮すると、リンパ液に「流れ」を与えてしまい、「体に傾きがない」という目からの情報と、「リンパ液が流れている」という耳からの情報が食い違い、脳が混乱するのです。

脳の混乱は、全身の「交感神経」を興奮させ、痛みをつかさどる「痛覚神経」にも刺激を与え、治ったはずの傷が傷んだり、普段弱くなっているところ(頭痛や肩こりなど)が傷くなります。

このメカニズムは「乗り物酔い」と似ていることから、天気痛には市販の「酔い止め薬」が効くとされます。愛知医科大学病院には天気痛の専門外来もできました。

上蔟

2017年5月24日

皇居にある養蚕所で、蚕(かいこ)を育てている皇后さまは、まゆを作る場所に蚕を移す「上蔟(じょうぞく)」と呼ばれる作業をされました。皇居での養蚕作業は、明治時代から歴代皇后が受け継いできた伝統行事です。皇居での養蚕について調べました。

★糸は宮中祭祀や外国元首への贈り物に使用

皇居には大正3年に建てられた紅葉山(もみじやま)御養蚕所(ごようさんじょ)という伝統的な養蚕設備があり蚕(かいこ)の飼育が行われています。木造2階建ての簡素な建物で、桑園は宮城内に3か所、赤坂御用地に1か所あります。 明治以降の歴代の皇后さまは、5月から7月に掛けて、蚕を飼い育てて繭(まゆ)をとる作業を受け継いでいます。毎年200キログラム以上のまゆが生産され、その糸は、宮中祭祀(さいし)や外国元首への贈り物に用いられたり、正倉院の宝物など古代の布の修復にも利用されています。

現在、純国産の「小石丸」など蚕13万匹が飼育されています。皇后さまは5月2日の「御養蚕始(ごようさんはじめ)の儀」以降、蚕の卵を枝に付ける「山つけ」や、餌の桑の葉を与える「給桑(きゅうそう)」を行い、きょうは蚕をまゆを作る場所に移す「上蔟(じょうぞく)」と呼ばれる作業をなさいました。蚕がまゆを作る場所は「蔟(まぶし)」と呼ばれ、毎年、皇后さまが自ら藁(わら)で編まれたものが使われています。移されたカイコは、2日ほどでまゆになり、1週間後に蔟(まぶし)から外すことが出来るということです。

押しも押されもせぬ

2017年5月24日

テレビの情報番組で「押しも押されもせぬ」という表現に「押しも押されぬ」ではないのかと出演者が突っ込んでいました。確かに「押しも押されぬ」の方が、語感がよくていい気がしますが間違いです。

★誰でも実力を認めている。実力があって堂々としている

「押されもせぬ」なのか? 「押されぬ」なのか?現代では「押しも押されもしない」という言い方で使うこの言葉、意味は実力があって他人に左右されたり圧倒されたりしないことです。

実は、文化庁が行なった「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「押しも押されもせぬ」を使う人が41.5パーセント、本来の言い方ではない「押しも押されぬ」を使う人が48.3パーセントと、逆転しています。つまり多くの人が間違って使ってしまう言葉なんです。