一雨一度

2017年9月25日

週間天気予報を説明する気象予報士の方が、今週の気温は「一雨一度(ひとあめ いちど)」のことわざ通りになりそうと解説していました。どういうことでしょうか?

★秋は雨が降るごとに気温が1℃下がる

みなさんは「一雨一度(ひとあめ いちど)」ということわざを聞いたことあるでしょうか?。秋は、雨が降るごとに気温が1℃下がるという意味です。

10月から11月にかけて、移動性高気圧と低気圧とが一週間の周期で日本付近を交互に通ります。このため、ならしてみると、一週間に一回くらいの割合で雨が降ることとなります。雨を降らす低気圧の後ろ側には北から冷たい空気が流れていて、低気圧が通過した後は大陸から冷たい空気が日本付近に流れ込み、気温が下がります。こうして雨が降るごとに気温が少しずつ下がり、秋が深まっていくのです。

ほんとうに一度ずつ下がるのでしょうか?大阪の平年気温(1981年~2010年の平均)の変化を調べてみました。

9月25日は23.0℃、10月1日は21.8℃、10月8日20.6度、10月15日19.3℃、10月22日17.8度と、週に1℃ほどずつ下がっています。週に一度は雨が降るということですから、「一雨一度」ということわざは実際に即しているといえそうです。

5G

2017年9月25日

2020年のサービス開始に向け、「第5世代移動通信システム(5G)」の整備が着々と進んでいます。世界中の期待を集める5Gについて調べました。

★「同時多接続」や「低遅延」

5G(ファイブジー)は2020年の実用化を目指して開発が進む次世代の高速通信サービスです。Gは英語の「Generation(世代)」の頭文字で、5Gとは「第5世代」という意味です。

1980年代に使われた自動車電話などの初期のアナログ式が「第1世代」。デジタル化した1993年以降が「第2世代」。ドコモがインターネットを楽しんだり、電子メールを送受信したりできる「iモード」を始めたのが第2世代からでした。2001年に登場した「第3世代」は第2世代より音声が途切れにくく、データ通信がより速くなりました。その次に登場したのが、技術的には現行の4Gの一歩手前に位置付けられる「LTE」です。これは「Long Term Evolution(長期的な進化)」の略で、ドコモが2010年に、ソフトバンクとKDDIが2012年にそれぞれ導入。そして、2015年ごろからLTEより通信速度が10倍速い4Gのサービスが始まりました。

5Gでは、通信速度が、これまで使われていなかった周波数帯域を活用することで、現行の通信方式である「4G」より数十倍速くなります。駅や繁華街など人が密集した場所だと通信速度が遅くなりがちでしたが、5Gだと遅延なくスムーズにデータを送受信できるようになります。また多くの端末と同時に接続できるというメリットがあります。そのため、あらゆる機器がインターネットにつながる「モノのインターネット(IoT)」社会では、5Gが基盤技術になるとみられています。

日本や米国、欧州、中国、韓国などが開発を進めており、日本で開発の中心を担うのはソフトバンクグループ、KDDI(au)、NTTドコモの携帯電話大手3社です。

永世7冠

2017年9月24日

将棋の羽生善治(よしはる)2冠(46)が、来月、史上初の「永世7冠」に挑むことになりました。永世7冠について調べました。

★史上初の「永世7冠」なるか?3度目の挑戦

あるタイトルを決められた回数、獲得すると「永世称号(えいせいしょうごう)」の資格が与えられます。永世7冠は8っある将棋のタイトルのうち、今年度誕生したばかりの「叡王(えいおう)」を除く7っで永世称号の資格を保持することです。永世称号は獲得した棋士は過去10人だけ。「永世7冠」を達成した人は今まではいません。

永世称号はタイトル戦によって違いますが、例えば名人は「通算5期」、つまり5回名人になれば永世称号を獲得できます。羽生2冠はこれまで最多の6つ(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)の永世称号を獲得した「永世6冠」。ただし、永世称号は原則として引退後に名乗れます。現役の時は将来名乗る「資格」を得た状態です。

7冠目となる竜王は「通算7期」か「連続5期」が永世称号の条件です。羽生2冠は竜王を6期獲得していますのであと1回勝てばいいのです。2002年に6期目の竜王を獲得しましたが、2003年に奪取に失敗していますので今年は7年ぶりに挑戦者となっていて、10月20日からの七番勝負で渡辺 明(わたなべ あきら)竜王からタイトルを奪取すれば「永世7冠」となります。永世7冠への挑戦は3回目です。

政党交付金

2017年9月23日

国から各政党に支払われた政党交付金が使われないまま貯蓄され続け、2016年末時点で前年比13%増の総額212億円超に上ることが分かりました。政党交付金について調べました。

★税金が議員数に応じ各政党へ分配される仕組み

政党交付金は、企業献金への依存度を抑え、「政党本位、政策本位の政治」を目指すとして、政治改革の一環で1995年に始まった制度です。国民1人当たり250円を負担して、国会議員数や国政選挙での得票数を基に各党に配分されます。「政党活動」であれば使途に制限がありません。

所属国会議員が5人以上、といった政党要件を満たし、交付を届け出た政党が受け取れます。1月1日を基準日として所属国会議員数や、選挙の得票数の割合に応じ配分します。1995年当時は、企業献金を防止するために導入されたはずでしたが、企業献金は無くならないまま、税金が各政党に分配されています。

連邦公開市場委員会

2017年9月23日

アメリカ連邦準備理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定しました。連邦公開市場委員会について調べました。

★アメリカの金融政策を決定する会議

FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。日本では、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それに当たるものがFOMCです。FOMCは、年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。

連邦準備制度理事会(FRB)の理事全員とニューヨーク連銀総裁、およびニューヨーク以外の連銀から選ばれた4人の総裁の12人で構成(議長はFRB議長、副議長はニューヨーク連銀総裁が担当)され、通常、6週間ごとの火曜日に、年8回開催されるほか(2日間の場合は火・水)、金融危機などの際には必要に応じて随時、開催されます。