バックナンバー:2017年9月

人力化

2017年9月28日

私は50ccのミニバイクに乗っているのですが、

最近、大変ショックなことがありました。

事故などではありません。

いつも給油をお願いしていたガソリンスタンドが
無くなってしまったのです。

建物がすっかり消えて、

いつの間にか更地になっていました。

私は店員さんが給油してくれる
ガソリンスタンドが好きです。

セルフスタンドの方が安いと言っても
ミニバイクだからそんなにガソリンが入るわけではないので、

大きな価格差にはなりませんのです。

給油してもらっている間に
ちょっとトイレに行ったりできますしね。

サービスでタイヤの空気圧を見てもらって、
調整してもらったりもできます。

すると、店員さんが「タイヤの溝が減ってますね。
安全のためにもう替えたほうがいいかもしれません。」

といった、アドバイスをしてくれたりもします。

ミニバイクのタイヤは
そのスタンドでは売っていないので

商売のためではなく、
乗る人の安全を考えてのアドバイスです。

昔から、ちょっとヤンキーっぽい髪形だけれども、
大きな声を出してあいさつし、きびきび働く

ガソリンスタンドの店員さんが
私は好きでありまして、

このタイプの店員さんは

「私は車やバイクが好きです」

というオーラを放ちながら
仕事をしている場合が多いんですよね。

昔、乙種第四類危険物取扱者(‥ガソリンなどが扱える資格です)の
免許試験を受けに行ったとき、

前の席に座っていた若いお兄ちゃんが
緊張しながら合格発表を待っていて
(私は昔、東京で試験を受けたのですが、東京の試験場では
試験を受けたその日のうちに合格発表がありました。
発表方法は運転免許試験と同じく、
合格者の番号にランプがつくというものでした。)

発表されて、
合格がわかったその瞬間、
後ろの席の見ず知らずの私に対して、

私も合格しているのを確かめた後

「よかったぁ。オレ、スタンドで働いてるんですけど、この試験に合格したら正式に雇ってもらえるんですよ。よかったぁ。」と最大級の喜びを見せてくれました。

私も「よかったですね。よかったぁ。」と
がっちり握手してお祝いしてあげたのを覚えています。

だから、セルフサービスのガソリンスタンドが増えていき、
店員さんがいなくなってしまうと、

頑張っているお兄ちゃんの

仕事場がなくなってしまいます。

悲しいことだと私は思います。

私のような、運転するだけで車のメカに詳しくないお客も困るのです。

私は、セルフサービスのガソリンスタンドで、
給油はできたものの、
おつりのもらい方がわからず、まごまごしたことがありまして、

だんだん年を取っていくのに、

「機械があるから自分でやれ」

という形のものが、
世の中にどんどん増えていくのは不安です。

先日は初めてスーパーで「半セルフ式レジ」というものに出会いました。

店員さんが品物をスキャンして計算してくれて、
支払は後ろの機械に自分でお金を入れてというものでして、

普通のレジだと思って並んでいたので
戸惑いましたが、

おじさん特有の見栄を張って

やり方を知らないとは言えず
適当にやってみたら、

小銭のおつりを取り忘れて、

店員さんに持ってきてもらう始末となりました。

人がいることって大切なんですよ。

高齢化がもっと進むと言われている
これからの時代こそ、

機械化より

「人力化」が大切だと
私は思います。

機械では気づかないことにも、

人間は気づけます。

それこそが重要な「サービス」だと私は思います。

まじめで正直な
働き者の店員さんのいる商店は、
たんに「物を売る」以上の大きな価値があると
私は思っています。

また、そういう店は、
買うお客も、
値段の安さだけに流れるのではなく、
意識して、きちんと支え続けなければならない時代
なのだなあと痛感します。

振り込め詐欺だって、
ATMではなく、

人間が窓口で対応していれば
防げる可能性は高まると思いませんか。

機械化で効率を追求しつづけることが、

本当に、世のためなのかどうか、

考えるべきかと思います。

人の力って、

大切だと私は思うのですが。

天国

2017年9月27日

スーパー銭湯に行きました。

天国のような場所でありました。

大きなお風呂に入り放題だし(‥露天があるとさらに良いのであります。)

休憩室で、まるでトドのようにごろごろできるし、

マッサージ機も使えるし、

お食事処には、
冷たいビールと、
鶏のから揚げとポテトフライがあるし。

少しお金はかかりますが、

幸せ感から考えると、

コストパフォーマンスは大変良いと思います。

あたしゃ、スペシャル幸せでした。

スーパー銭湯が、

末永く営業ができつづける世の中、

お風呂もビールも鶏のから揚げも

いつでも楽しめる世の中が続いてくれることを

祈りたいと思います。

日本は原油も小麦も、
いろんなものが自給できない国ですので、

世界の平和が崩れて、
物の流通が止まってしまうと

こういう幸せが
奪われてしまいます。

そんなのイヤですもんね。

平和国家

2017年9月26日

「X国からのミサイル飛来」という想定で、

日本各地で「避難訓練」が行われている状況なのでありますが

衆議院の解散総選挙が近いということです。

ということは、

思うに、実は不測の事態なんて起きないと政府は見ているのか、

たとえ起きたとしても、

「衆議院なんて解散していても、全然大丈夫!」

と見ているのでしょうか。

一刻も早く、

あのミサイル騒動に対して、

平和を守るために外交交渉で対応して、

ミサイル発射をやめさせて、

国際秩序に従わせてほしいのですが。

平和国家日本の、

国際社会における役割は

いまこそ、大変重要なものだと思うのですが、

その辺は、しっかりできているのでしょうか?

「ミサイルが飛んでくること」を想定して、

迎撃準備や避難訓練するよりも

しっかり外交交渉をして、

そもそも、日本の国土にミサイルが飛んでくるなんてこと自体が

絶対にないようにしなければならないのでは

と思ったりしますが、

どうなんでしょうか。

選ぶ目

2017年9月20日

イヤホンが壊れてしまいました。

新しく買わなければなりません。

イヤホンは、
いまは百円ショップでも気軽に買えますし、

その一方で、
高級なものは何千円も何万円もします。

性能もいろいろです。

必ずしも値段に比例するわけでもありません。

イヤホンの形はしていて、

お値段も安くはなく、
素材もよく、カラフルでデザインもかわいいのですが、

肝心の
イヤホンとしての「音を聞くため」の性能は
からっきしダメというものもあります。

これは本末転倒ですね。

思うに、

イヤホンに限らず、

最近この手の本末転倒のケースって
ありませんか。

刺激的な発言やパフォーマンスで
派手に目立ってはいるけれども

実は有権者のために
地道に成し遂げたことは
ほとんど無い政治家。

そんな人はいませんか。

政治家は、自分の幸せではなく
みんなの幸せのために
実際にどれだけ働いているかが
判断の価値基準になります。

どんなに外見が良くて
雰囲気が政治家らしくても、そんなことは関係ない。

何をしていて、何を成し遂げてきて、
さらに政治家として何をしようとしているのかが重要ですよね。

イヤホンも政治家も、
慎重に「選ぶ目」を養わないとねぇ。

間違えると、
私たちが汗水たらして
一生懸命働いて得た
大切な、大切なお金を
無駄にすることになってしまうもんね。

そんなのいやだもん。

闘志満々

2017年9月15日

季節の変わり目、

今の時期は

わたくし、そわそわしております。

別に発情期とかではありません。

大型スーパーで

夏物衣料や、夏物の家電が

処分価格で

安売りされるからであります。

いいもの見つけ出して買ってやろうと

闘志満々です。

むかし、スーパーに勤めていた中学の同級生に

「この時期に出るのは、季節ものの入れ替えが理由だからね、

別に訳アリの商品じゃないから、おすすめだよ。

この棚はオレが処分価格つけたんだけどねぇ、お買い得だよ。」

と教えてもらってから、

季節の変わり目は、目を光らせています。

商品が出された瞬間に、スーパーへ行かないと、
すぐになくなってしまうので、

なかなか難しいところではありますが、
でもかんばっております。

明らかに「お得」だと思える品を手にした時の

充実感と勝利感は、

何物にも代えがたいですもんね。

「80パーセント引き」をゲットすると

しばらく幸せでいられます。

がんばるぞぉ。

道徳

2017年9月14日

「道徳」教育の改革が、論議されています。

私、思うのですが、

小学生や中学生の道徳教育をうんぬんいう前に、

国会議員の

「道徳性」

についての現状をまず検証し、

現実を直視するほうが先ではないでしょうか。

子供たちは賢いですので、

道徳的でない大人たちが、

子供たちに「道徳を学びなさい」と言っても、

全然、説得力がない!

と子供は思うでしょう。

大人ができないことを、

子供に強要するのはよくないです。

特に

国民の代表であり、

被選挙権を有する大人である国会議員の皆様には

国民の模範となって、

率先して「道徳」的な行動をしていただくのは

言うまでもないあたりまえのことで、

万が一「道徳性」に背くような行為をした場合は、

自己の良心に従って、

世の中に対して、

国民の代表として、子供への模範となる、

恥ずかしくない責任の取り方をしてほしいと思います。

まず、そうして国民の代表がきっちり模範をしめしてから

「道徳教育」

を論議されてはと思うのですが。

道徳には、その人の心の深いところが大きく影響します。

法律や規則のようにかっちりとしたものではないので、

人としての生き方の問題になります。

だから、難しいんですよねぇ。

「人として、どう生きるべきか」

人間の根本ですからねぇ。

チャレンジ精神

2017年9月 6日

「カレー」といえば

もともとは「インド」の食べ物のはずなのですが、

日本人は本当に「カレー」が好きですよね。

それも「カレーライス」

ナンやチャパティで食べるのも、
もちろんおいしいのですが、

カレーはやっぱり「ライス」が旨い。

と言ったあとに、

言うのもなんですが

「カレーうどん」

も旨いっす。

カップ麺を買うときには

「カレーうどん」

を選ぶことが多いです。

カレースープは、

麺を食べた後に白いご飯を入れると

抜群に旨いのです。

ご飯がスープを吸い込んでくれて、
一滴残らず、食べつくせます。

しかし、思うのですが
カレーを最初に考えた人は誰だったのでしょうか。

おそらく最初は2~3種類のスパイスの組み合わせだったのが、

「これも入れてしまえ、これも入れよう」

とチャレンジ精神旺盛な先人たちが、
いろんなものを入れて試しているうちに、

今の形になったのだと思いますが、

茶色い、カレーっぽく見えるようになったのは

いつからなのでしょうか。

きっと、
とんでもないものを入れて、

激マズのカレーができたこともあったと思います。

きっと試行錯誤の連続だったことでしょう。

開発者の発想に敬意を表します。

海上自衛隊の艦船でつくるカレーの中には

「チョコレート」を

入れるものもあるそうです。

これがおいしくなるんですって。

なんでも包み込んで
おいしくしてしまう「カレー」って
あらためて素晴らしい料理ですね。

今日はカレー食べよっかな。

借金地獄

2017年9月 5日

日本の国の借金が6月末に

「1078兆9664億円」

になったということであります。

3月末の時点から

7兆4070億円増えて、

「過去最高」

を更新したということです。

たった3か月で「7兆円」ですよ。

誰がどうやって何に使ったのでしょうか。

そして誰がこんなに

「借金していいよ」って

国に言ったのでしょうか。

一番大事なのは

「誰が借金を払うのか」

ということです。

この3か月で「7兆円分の幸福」が増えたとは、

私には思えません。

借金は、いつかは必ず国民が支払わなければならないのですよね。

国がどんどん借金して
お金を使っていけば、

世の中にお金が増えていくでしょうが

借りたお金は、いつかは返さなくてはなりません。

その計画はできているのでしょうか。

返せる見込みのない借金は恐ろしいものです。

日本の歳出は、97兆円くらいということですが、

税収として入ってきているのは、

年間40兆円から60兆円くらいということでして、

家計に例えると
400万円~600万円の年収でありながら
毎年1000万円近くお金を使っている。

年間支出の半分くらいを、

毎年、借金してまかなっていて、

そしてさらに1億円の借金を抱えている家庭。

この家庭の家計を立て直すためには
どうしたらいいでしょうか。

これからも、
毎年、借金を重ねつづけて
暮らしていくのでしょうか。

というか、暮らしていけるのでしょうか。

借金は、借金をした時代の人が払うべきで
子孫に払わせるのは酷です。

このままでは、

子孫が先祖を敬うどころが、
呪うことになってしまいます。

国家財政再建策を
早急に行わないと、
やがて破たんするのは見えています。

国の主権者たる国民として、
あなたはどう考えますか。

セプテンバー

2017年9月 4日

9月になりました。

まもなく夏が過ぎていきます。

大雨が降ったり、
暑さが続いたりと

大変な夏ではありましたが、

時は、

必ず過ぎていきます。

やがて冬がやってきます。

どんな冬になるのでしょうか。

苦しむ人の少ない

冬になってほしいなあと思います。

日本は「四季」のある国です。

暑くなったり寒くなったり、

1年にいろいろ変わるのは、

いい面も大変な面もありますが、

向き合っていかなくてはなりません。

地球の自転軸が傾いているのは、

神様のいたずらでしょうか、

それとも、精密に計算された

「神様の計画」

なのでしょうか。