バックナンバー:2017年8月

歌はすごい

2017年8月31日

生まれ変わったら、

というか、

生まれ変わらんでも、

「歌を歌いたいなあ」と

思っております。

どこまでうまく歌えるかは、わかりませんが。

先日、松山千春さんが

札幌発大阪行きの

出発が遅れている飛行機の機内で

「大空と大地の中で」

を歌って、いらだつ乗客を和ませました。

すごいなあと思います。

私が乗客だったとしても

どんなに出発が遅れて
イライラしていたとしても

突然、松山千春さんが現れて

機内アナウンス用のマイクで語り掛けて、
歌ってくれたら、

「この飛行機に乗れてよかった」

と思います。

不幸が、幸福に変わります。

歌ってすごいなあ、

歌手ってすごいなあと思います。

ほんの短い時間で、人を幸福にできるのですから。

繰り返しますが、

北海道で

松山千春さんの「大空と大地の中で」を生で聴けたら、

無上の幸福でしょう。

他のことなんて忘れちゃいます。

心にしみる歌を歌える歌手ってすごいなあと思います。

このニュースを知ってから、お風呂で夜中

「大空と大地の中で」

をこっそり低く歌っております。

あまり大きな声で歌うと近所迷惑ですので。

まあ、私が歌を練習したからと言って

何が起こるわけでもないのですが、

歌の力を強く感じたので

何かせずにはいられないわけであります。

歌っている当人だけは、狭いお風呂が北海道になった気分がします。

歌は、本当に人の心をつなぐのですね。

歌の持つ可能性の大きさに、

改めて感動しております。

そして、

竹山道雄さんの「ビルマの竪琴」を思い出しました。

思い出しました。


東京五輪

2017年8月29日

世界陸上も終わりました。

短距離界の王者ボルトさんがいなくなり、

次の伝説のスプリンターは、誰になるのでしょうか。

3年後の、

2度目の東京オリンピックが
陸上競技界でも大きく視野に入ってきております。

東京オリンピックと言えば

1964年に行われましたが、

一番私の心をとらえたのは、

円谷幸吉さんです。

男子マラソンで、
イギリスのヒートリー選手と競り合いの末、

銅メダルを獲得し、

国立競技場に日の丸を掲げたことだけではありません。

とらえるというより、心に突き刺さってきたのが、

円谷さんの「遺書」です。

メダリストとして、

大きな栄光を得たはずの円谷さんは、

その後、メキシコシティオリンピックの直前に自殺しました。

残された遺書の、一語一語に込められた思いが

こころに突き刺さって来ます。

まだ読んだことがないという方は、

ぜひお読み願います。

インターネットで検索すると、

読むことができますので。

「幸せ」とは何なのか。

人はなぜ生きるのか。

何のために生きるのか。

誰のために生きるのか。

円谷さんは、

遺書を残し、

27歳で自ら命を絶ちました。

カミソリで頸動脈を切ったということです。

遺書を読むたびに涙があふれます。

なんと素朴で優しい人なのでしょう。

その飾り気のない言葉の一つ一つが、
心の深い部分に突き刺さってきます。

この優しい人に、

日本という国はいったい何をしたのか。

どうして、ここまで追い込んでしまったのか。

そして、

自ら命を絶つほどの円谷さんの思いを、

本当に日本国民は

深く受け止めたのか。

私は疑問に思います。

それから幾年月、

また「東京オリンピック」がやってきます。

円谷さんは福島県の生まれです。

円谷さんを育んだ、円谷さんの愛した人たちが暮らす大地が、

まだ震災前にはほど遠い状態だというのに

また「東京オリンピック」がやってきます。

それでいいのでしょうかねぇ。

上級

2017年8月28日

「上級救命講習」を受講してきました。

以前「普通救命講習」は受講したのですが、

さらに上をということですね。

「まあ、なんて向上心が高い人なのでしょう!」

と今回も自画自賛しておきます。

自分で褒めないと誰も褒めてくれませんので。

しかし、突然「あなたはすごいねぇ」とほめられても

褒められ慣れしていないので、

大きく戸惑います。

だから褒めてくれなくてもいいですじゃ。

さて、あたくし、

向上心は高いのですが、
記憶力は年々落ちておりまして、

講習受けても、定期的に勉強し直しておかないと、
せっかくの知識をみんな忘れてしまうというのが
本当のところでして、

救命措置は人の命にかかわることだけに、

きちんとできなかったら怖いなあ

と思ったのが
受講の動機であります。

そして、どうせ受けるならもう一度「普通」を受けるより、
まだ受けたことのない「上級」と思ったわけです。

講習の場所は、

消防署の出張所と同じビルの中にありました。

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消防関連の法人の施設なんて、普段あまり入らない場所なので、
それだけでも面白い体験です。

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エレベーターホール前には

「婚礼用 消防礼服 貸し出しご案内」

のパンフレットが置いてあり、

「おおお、制服職業の人には、こんなサービスもあるんだ」

と、勉強になりました。

そして

「婚礼用消防礼服と、婚礼用警察礼服と、婚礼用自衛隊礼服はどう違うのかな」

など、例によっていらんことを考えました。

「婚礼用刑務官礼服」とか、

「婚礼用皇宮護衛官礼服」もあるのかなあ。

もしかして

「婚礼用 航空会社客室乗務員さん礼服」

といったものもあるのでしょうかねぇ。

さらにさらに「婚礼用 看護師さん礼服」はあるのでしょうか。

むむむ、なんとなく、なんとなく、むふふですねぇ。

あたくし、デザインしよっかなあ。

それはさておき、
講習には老若男女さまざまな人達、

若い女子学生や、年輩の男性の方、外国人の方(日本語ペラペラでした)も
参加していました。

午前10時から午後5時まで、一日しっかり、
人形を使った実習を含めて、きっちり学習します。

講師の先生は消防士のOBで、

救急車で実際に救命活動に携わった経験が豊富な
救急救命士さんたちです。

なにせベテランですから、一般的な理論だけではなく
適宜、ご自身の経験を踏まえたポイントを話してもらえるので、
勉強になります。

もし、心臓トラブルで倒れた人がいた場合、

その場に居合わせた私たちが、
救急車が到着するまでの数分間、
心臓マッサージ(胸骨圧迫)など
素早く適切な処置をしていれば、命が助かる可能性が高まるんです。

AED(自動体外式除細動器)の使い方もしっかり習います。

過去に「救命講習」うけたことあるよという方にも
再受講をお勧めします。

AEDもどんどん進化していっているし、
心肺蘇生法自体のガイドラインも適宜リニューアルされています。
最新の知識を得ておくことをお勧めします。

受講費用は、大阪市は市内に住んでいるか、
通勤通学している人については「無料」です。

費用は自治体によって違うようで、

私がインターネットで調べたら
東京の場合は講習の種別によって違いますが、

少なくとも千数百円程度の資料代が必要なのですね。

まったく、東京っちゅうところは、

本当に金のかかるところですね。

人助けにつながる大切なことなんだから、
多くの人に学んでほしいと思うなら、

資料代にしても、

お金なんかとったらダメでしょうに。

てなことを言いたくなりますな。

ブログをお読みのあなたはどう思います?

この点は、大阪市は偉い!

大阪市にお住まいまたは通勤通学している皆さん、
ぜひ受けに行きましょう!

タダでっせ。タダ。無料。

タダの上に、ちゃんと勉強したら「修了証」までくれるんですよ。

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それも「上級」ですよ「上級」

人生の中で、お役所から

「あんたは上級」

なんて書いた紙をもらえる機会は、そうそうないでっせ。

講習については

大阪消防振興協会という
財団法人のホームページを見ていただければ
詳しいことがわかります。

ぜひぜひ。

頑張ろう

2017年8月23日

一日の最終のテレビニュースで、

下読みでは
全くトチらなかった場所で、

トチってしまいました。

最悪の気分であります。

アナウンサーというものは単純でして、

きれいにわかりやすく伝わるように読めた、

と、思えると、

全てが楽しくなるのですが、

逆だと最悪でして、

そりゃあ人間なので

絶対にトチらないということはないのですが、

できればトチりたくないですな。

経験値が上がれば上がるほど、

トチらない方法が
身については来るのですが、

それでもこうやって
トチってしまうことがあるのです。

悔しいねぇ。

頑張らないと。

サウイフモノ二

2017年8月22日

先週、仙台に行ったのですが、

曇り空と涼しさにびっくりしました。

母は「ここ20日ぐらい、太陽が顔出さないのよ」

と言っておりました。

大阪は猛暑なのに。

東北が冷夏というと、米が心配になります。

私の父方の祖父は農家でした。

じいちゃんの思い出というと

雨が降れば

「田んぼ見てくる」

風がふけば

「田んぼ見てくる」

といつも田んぼを心配していたことです。

「サムサノナツハオロオロアルキ」

宮沢賢治の世界ですね。

そりゃそうです。

農家は

一年間、丹精込めて育てた稲が実らなければ、

その一年間の収入を失うことになります。

家族が、
食べていけなくなるんですからね。

今年も冷夏が続かず、

今後、日照が回復して、
稲がたわわに実ってくれることを祈ります。

お天道様、どうぞよろしくお願いします。

充分に北日本を照らして、

どうか米を実らせてください。

人間は食べ物がなければ
生きられませんから。

そして日本人にとって、米は命の源ですから。

異動

2017年8月18日

このブログのタイトルだと、
私が異動になったのかと

思われるかもしれませんが、

まだ、おります。
私ではありません。

今回は別の人、政府職員の異動の話であります。

新聞で小さく、

総理夫人付けの政府職員だった
中小企業庁の女性職員が
8月6日付で、
在イタリア日本大使館の一等書記官に
なっていたというニュースが伝えられたのを見ました。

経済産業省のノンキャリア官僚が、
ヨーロッパの大使館へ異動するのは
異例のことだと言います。

森友学園への国有地売却問題は、
まだすべてが明らかになったわけではありません。

国民からすれば疑問山積の状態です。

そんなときに、
ある意味、いろいろ知っているかもしれない人物を

異例の異動で、
海外に行かせてしまうというのは

国として、どんな意図があるのでしょうか。

他の経済産業省の職員ではなしえない、
その人でないとできない
重要な外交交渉案件があるのでしょうか。

国民の疑問解明の思いに国は応えるべきだと思うのですが、

どうなんでしょうか。

「もうイタリアに行ったから、話聞けない」

ではどうにもならないので、

疑問解明のために
必要な時には帰国してもらわないとと思います。

たとえ頻繁になったとしても。

しかし、その帰国の費用は誰が出すのでしょうか?

ううむ。

国費なのかな。

では、どうしても外交官にしたいということなら

在イタリア大使館ではなく、

外務省大阪分室に異動ということでは

ダメなのでしょうか。

イタリア人と大阪人は

陽気な気質はとても似ていると思うのですが。

自由と平等

2017年8月17日

「生まれながらにして,
肌の色や出身や宗教を理由に、
他の人を憎む人は誰もいない。

憎しみは後から学ぶものであり、
もし憎しみを学ぶことができるなら、
愛することも教えられるはずだ。

愛はその反対の感情よりも、
人間の心にとって自然になじむものだから」

南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領の言葉です。

アメリカのオバマ前大統領は、

アメリカで白人至上主義グループと
反対派が衝突した事件の当日、
このマンデラさんの言葉をツイッターに投稿したということです。

アパルトヘイトに反対したマンデラさんは
45歳の時に国家反逆罪で逮捕、
投獄されて、以来27年間、獄中生活を送りました。

アパルトヘイトに反対したことで、
27年間の獄中生活。

実際に宣告されたのは「終身刑」で
生を終えるまで獄中にいるというもの。

生きて刑務所の外に出られるとは
思えない状況だったのです。

よく耐えられたなあと思います。

マンデラさんも投獄された当初、
白人刑務官への怒りや憎しみが強かったということですが、

やがて、すべての白人が黒人を憎んでいるわけではないと

考えるようになり、
積極的に刑務官に話しかけて、
敬意を表するようになったそうです。

そうすると、
白人刑務官のこころが解きほぐされていき、
そして、マンデラさんの高潔な人格にひきつけられ、

囚人であるにも関わらず、
刑務官の方がマンデラさんに気を使うようになったといいます。

マンデラさんは獄中にあってもなお、
アパルトヘイト撤廃への活動をつづけました。

「生きる上で最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。
転ぶたびに、起き上がり続けることにある」(ネルソン・マンデラ)

マンデラさんの目指したものは、人種差別のない国。

マンデラさんは、
自分が先頭に立って何かをするというよりも、

仲間と一緒にするというタイプの人で、

「和」や「絆」

を大切にする人だったということです。

とても日本人的な感覚のある人だと思います。

「和」や「絆」

を大切にする日本人は、

マンデラさんと同じように
忍耐強く、話し合いをもって、

世界の平和と、差別の解消を実現していく力に
なることが出来ると私は思います。

今「すべての人間は平等に作られている」

と「独立宣言」ではっきりと示したはずのアメリカ合衆国が、

また揺れています。

南北戦争中の1863年、エイブラハム・リンカーン大統領は
ゲティスバーグでの演説において、

「我々の父祖たちは、自由の精神に育まれ、
人はみな平等に創られているという信条に捧げられた、
新しい国家をこの大陸に誕生させた」

と、この独立宣言を引用しています。

アメリカのすべての人に、
もう一度この「独立宣言」の言葉を、そしてリンカーンさんの言葉を
思い出してほしいと願います。

特にトランプ大統領に。

そして、同時に日本にいる私たちは、
この状況に際して何ができるのか
考えなければいけないと思っています。

どんなに小さい力だったとしても、何もできないはずはないからです。

人種差別のない世界を作るために。

「何事も成功するまでは、不可能に思えるものである」
(ネルソン・マンデラ)

終戦

2017年8月15日

今日は8月15日であります。

この日がいつまでも「終戦」の日でありますように。

再び「開戦」の日が来たりしませんように。

強く、強く願います。

お盆

2017年8月14日

お盆であります。

戦争で亡くなられた方々の御霊にお願いがあります。

二度と戦争を起こさないために、

いま戦争へと走ろうとしている者たちの前に、

化けて出ては、
いただけないでしょうか。

戦争は絶対に避けなければいけないと
動いている者のために、

どうぞお力をお貸しいただけないでしょうか。

平和を願うものを弾圧しようとする者に対して、

戦争がどれほど人間を苦しめるものか、
教えてやってはもらえないでしょうか。

広島の平和記念公園に置かれた石碑に刻まれた、

「過ちはくりかえしませぬから」

の思いを、人類共通であるはずのこの思いを、

世界の、
ある一部の大きな権力をもつ人々が
忘れかけてしまっているのかもしれません。

安らかにお眠りいただくべき方々に向かって、

このようなことをお願いするのは、
大変申し訳ないのですが、

権力を持つ一部の方々は
悲惨な戦争を
やっとのことで生き残り、
戦争の苦しみを繰り返してはいけないと

高齢の身をおして、
語り伝えてくださっている方々の思いにすら
耳を傾けようとしない状況です。

再び戦争が起きてしまってからでは
遅いのです。

神も仏も、戦争は望んでいらっしゃらないと思います。
人間が殺し合いをすることは避けるべきと
お考えだと思います。

神や仏のお力も望みたいのです。

どうぞ力をお貸しください。

お願い申し上げます。

休暇

2017年8月11日

きょうは山の日です。

国民の祝日であります。

2014年に制定され、
2016年に施行されたということです。

しかし、本日、私は働いております。

私も国民の一人なのですが。

祝えていません。

思うのですが、

アメリカ大統領のトランプさんは、
17日間も夏休みを取っているということです。

うらやましいですね。

思うのですが、

「政治家」の夏休みは、

率先して取るものではなく、

まず国民が、安心して充分に
長い夏休みを取れる国づくりをしてから、

自分は、そのあとに取るべきでは
ないかと思うのですが。

国会議員などの場合、有権者に託された任期は限られています。

長期休暇で、ゆっくり休んでいる暇はないのではと思うのですが。

任期の間は一生懸命仕事して、
寸暇を惜しんで勉強もして、

長く休みたいなら、
議員を引退してから、
充分、長く休めばいいのではないかと思います。

国会は一年中開かれているわけではなく、
議員は自分で自分の労働量を管理できるわけだし。
過労死を防ぐくらいの適度の休みは取れるはずです。

ひとにうらやましがられるような長期の休みは、
まず国民が休みをとれるようにしてから取ってほしいです。

任期中は、少なくない報酬も、
議員特権も受けているわけなので。

休まず働いている国民の税金を財源としてね。

日本の安倍総理も、

去年は、2回に分けて
計17日間の休みを取っています。

私は四半世紀以上、
あくせくまじめに汗水たらして働いておりますが、

17日間の休みなんて、

これまで取ったことがありません。

正月や暮だって働いてきました。

日本の総理大臣や、
アメリカの大統領というのは

私より時間的余裕のある、ゆったりとした仕事なのでしょうか。
うらやましい。

国をつかさどる役割の人物が、半月以上休んでいても
誰かが代わって仕事をしてくれて、
全く問題ない状況というのは

望ましいことなのでしょうか?

「最低でも総理大臣がとるのと同じ長さの夏休みを、
休み期間の収入を充分に保証して国民全員に必ず取らせる法」

を早急に制定してほしいなあと思います。

働き方改革の一環として、
やる気になればできるはずですよね。

でも肝心の国会も、いまは閉会中ですもんね。


命を守る蛇口

2017年8月10日

暑い日が続きますので、

水分補給が欠かせません。

でも、水って重いですよね。

水筒やペットボトルを持ち歩くのは大変です。
でも持って歩くことは必要です。

日本では、町のそこかしこに飲料の自動販売機がありますが、

お値段がそこそこします。

スーパーで売っている
2リットル入りの清涼飲料水の
値段と比べると、

むむむむむ、なのですよね。

大阪では、たまに激安の自動販売機もありますが、

そうそう多くはないし。

そんな時ありがたいのは「公園の水道」です。

日本の水道の水は
安全で飲めますからね。

これは世界的に見たら、
とても恵まれていることなんですよね。

でも最近、
公園の「飲み水用の水道」って、

あまり見かけなくなったと思いませんか。

蛇口を
上に向けることが
できるタイプのものです。

私としては
ぜひ行政の方々にお願いしたいのですが

あの公園の「飲み水用蛇口」を

もっとたくさん復活してほしいんです。

水を出しっぱなしにされた場合の
水道代金の負担とか
いろいろ問題はあるのでしょうが、

こう暑くなってくると
すぐに水を飲めるか飲めないかは、

命にかかわってきます。

熱中症が多発しています。

おじいちゃんおばあちゃんや子供たちが、

せめて家の近所だけでも
重い水筒を
持ち歩かなくても安心できるように、

気軽に水分補給できるように、

町中、いたるところ、

目につくところに

自由に飲むことができる

水道の蛇口の設置を、

お考えいただきたく、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

「公園の水道」が

そんなに重要かと
思われるかもしれませんが、

最高気温が38度という

予想がでるような状況です。

すぐ水が飲めるか
飲めないかは、
命を守ることにつながっていると

私は思いますので。

どうでしょうか?

長崎原爆の日

2017年8月 9日

長崎は今日、72回目の原爆の日を迎えました。

核兵器をこの世からなくすことなど、
不可能であるように思えるかもしれません。

でも、これまでの人類の歴史において、
不可能が可能になった例はいくつもあるんです。

核兵器をこの世からなくすことも

できるはずです。

核兵器は人類の、そして地球の未来を破壊してしまいます。

核兵器のみならず、劣化ウラン弾を含む、
すべての放射性物質を使用した兵器は
近い将来、全て廃棄し、使用を禁止すべきです。

もし、それを成し遂げてくれる政治家がいたとしたら、

人類の歴史に、
後々まで大きく名を残すことができるでしょう。

平和を愛する偉大なる人物として、
敬愛されていくことでしょう。

そんな人物が現れることを
切に願います。

そして、私も微力ながら、
核兵器、放射性物質兵器廃絶のために

自分ができることをしていきたいと思っています。

言論の府

2017年8月 8日

国会は「言論の府」とも呼ばれます。

言論を尊重し、
自由な発言が保障されている場です。

そこでは言葉を適切に使い、

議員間における
自由かつ充実した討議が、
国民のために行われなければなりません。

国会議員は、
自らの発する言葉に
責任を持たなくてはなりません。

議員や政府の発言は、
国民の生活に大きな影響を及ぼします。

「言葉」

は国会議員にとって、
非常に重要なものです。

いつも鋭い感覚を、
持っていなければならないはずです。

それが、最近とても軽く感じられませんか。

大臣や国会議員の職にあるものの発言は、
重い責任を伴います。

「撤回」すれば、

全てなかったことになるわけではありません。

言葉を適切に、責任をもって発することのできない人間が

「言論の府」で、

深い議論ができるはずがありません。

大臣や国会議員が、
国民に対して責任など感じていないと思えるような
不謹慎な発言をして、簡単に撤回するのはどうかと思います。

「言論の府」を構成する者としては失格だと思います。

選出している有権者の方々は、
自分の選挙区、支持政党の比例代表選出の議員が、
不謹慎な発言をして、撤回や言い訳をしている姿を、
どう見ているのでしょうか。

国政を託すにふさわしい人間と思っているのでしょうか。

「次の選挙でも、この人を選出したい」

と思うのでしょうか。

過ちは繰り返しませぬから

2017年8月 7日

昨日は8月6日でした。

人類の歴史の中に刻まれた、
決して忘れてはならない日です。

私は東北の宮城県の生まれです。

父母も祖父母も宮城の人。

先祖代々の一族の墓も宮城にあります。

小学生の頃は

「原爆」

などというものは、
正直、他人事感覚でした。

自分には遠いところで起きた話という感じがありました。

そして被爆地

「広島」

という町は、
私には全然関係ない場所だと
思っていたのですが、

世の中というものは、本当にわからないものです。

それは、とんでもない間違いで、

もし運命の歯車がほんの少しだけ、違う回り方をしていたら、

私の父は広島で被ばくし、
命を落としていたかもしれなかった
ということを

中学生の時に知りました。

他人事どころか、
まっすぐに自分の運命に突き刺さる話だったんです。

この話は、詳しく書くのに
充分な時間が必要なので、
また改めて書こうと思います。
少しだけお待ちください。

そのことを知ってから、
広島には何度も行きました。

そして可能な限り、平和記念公園に行って、

「原爆死没者慰霊碑」

の前に立ち、祈っております。

ブログをお読みの皆様も、もしかして、

「広島」「長崎」

なんて自分には遠い場所だと思っていませんか。

決してそんなことはありません。

人間は必ずどこかでつながっています。

私のように、ハッと気づかされることが
身近にあったかもしれません。

ぜひ調べてみてください。
新たな事実がわかるかもしれません。

「原爆投下」は

他人事ではありません。

核兵器は、二度と使われてはいけません。

核兵器は廃棄し、
この世の中からすべて消え去ることが必要です。

自然災害の発生は
人間の力の及ばない要素もありますが、

核兵器に関しては、
完全に人間がコントロールできる問題です。

使わなければ、100%被害を防ぐことができます。

「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」

原爆死没者慰霊碑に刻まれた、
この言葉の重みを、

世界の政治家に
かみしめてもらわなくてはなりません。

この重みがわからない人間は
絶対に政治家になってはいけないのです。

あと一つ

2017年8月 4日

日本には47の都道府県があります。

そのうち46の都道府県に、

これまで私は何らかの形で、足を踏み入れました。

これだけ聞くと、

「いろんなところに行けて、うらやましいなあ」

と思うかもしれませんが、

うらやましくないです。

すべてが楽しい状況であったわけではありません、

語れば長い話なのですが、

まあ、いろいろある中で

結果的に46も行ったわけです。

とにかく「日本全国の都道府県を踏破したい」と目標を立てたとか、
そういう能動的、積極的なものではなく、

きわめて消極的な状況の中で

人生50年かけて、

46を踏破したわけです。

そして、

ある県だけ、

ある県だけが、

いまも行く機会のないまま残っています。

どこか別の目的地に行くときに、通るという
ケースを考えても、

この県だけは、いまだに通ったことすらありません。

どこだと思いますか?

「北海道」違う違う。

「群馬」でもありません。

「宮崎」でもない。

それは「愛媛」

えひめであります。

私は今治商工会議所認定の「タオルソムリエ」であり、

今治タオルには詳しいのですが、

タオルが生産されている
今治市には行ったことがないんです。

試験は大阪で受けましたからね。

大分の佐賀関町や高知の四万十市、広島県福山市など

愛媛のほんの目と鼻の先までは
行っているのですが、

なぜか、その先には進めない。

愛媛とは縁がないのです。

こうなると、行きたさは増します。

人間というものは不思議なもので、

別に47都道府県すべてに行ったからとて、

何があるというわけでもないのですが、

なんとなく落ち着きません。

しかし、ここまで行けていないと、
能動的に「愛媛に行ってみよう」という旅で行ってしまうのは
なんとなく悔しいです。

できれば偶然、行くことになるという機会が欲しい。

それも楽しい形で。

例えば、どこかの商店街の夏祭りの福引で

「道後温泉旅行」プレゼント!

といった企画をしていたりしないでしょうか。

参加して、当てたいです。

愛媛ではひねると「みかんジュース」が出てくる蛇口があると聞きます。

「坊っちゃん団子」も食べてみたいです。

「労研饅頭」という素朴なお菓子もあるということでして、

食ってみたいのであります。

道後温泉も入りたい。

しかし、目標としては、
別に愛媛全県をぐりぐり踏破しようと思っているわけではありません。

ちょびっとでも、県域に入れればいいのです。
県境から一歩でもいいのです。

目標達成には、滞在時間1秒でもいいわけです。

だって、行ったんだからね。

それに、いったいなんの意義があるのかと言われると

何もないのですが。

まあ一つの自己記録達成とはいえるのではないでしょうか。

意味ないけど。

ああ、愛媛行きたい。

温泉行きたい。

団子食いたい。


真摯

2017年8月 3日

私はアナウンサー職なので、言葉にこだわるのですが、

最近、よく耳にする

「真摯」

という言葉が、大変気になっています。

「真摯」という言葉は辞書によりますと

「まじめで熱心」という意味であります。

そして「まじめ」という言葉の意味は

「うそや、いい加減なところがなく、真剣であること」なんですね。

ということは

「真摯に説明責任を果たす」ということは

「うそやいい加減なところがなく、真剣に熱心に説明責任を果たす」

ということになります。

「真摯」という言葉を口にしたからには

「うそやいい加減なところ」があってはいけないわけです。

あなたが知っている、

「真摯」

という言葉が使われたケースでは

本来の意味で「真摯」に、この言葉が使われていると思いますか。

どう思います?

考えてみませんか。

私は「真摯」という言葉を使うには

深い決意と責任の裏付けがないと

いけないと思っています。

暑い

2017年8月 1日

わざわざ言われなくても
わかっているとは思いますが

「暑い」のであります。

ああ、暑い暑い暑い。

私は普段でも
暑苦しいのでありますが、

夏はさらにパワーアップして暑苦しくなります。

見ているあなたも「暑苦しい」と思うでしょうが、

本人はもっと暑苦しいのであります。

日本という国はすごいところで、

つい数か月前までは「零下」の気温で

「寒い寒い」と震えていた

同じ場所が、

いまはなんと、

30度をかるく超える暑さ。

溶けるかと思うくらい、

暑いです。

ちなみに、私が溶けると

脂っぽいです。

人間とは勝手なもので、

冬の間、あれほど好きだった

暖かい毛布ちゃんに、

いまは近づくのも恐ろしいです。

また寒くなったら、

くるまりたいと思います。

しかし、

どんなに暑かろうが、私は

「鍋料理」

は好きでありまして、

この暑い中でも

「しゃぶしゃぶ」が食いたいと

思うのであります。

「しゃぶしゃぶ」は旨いのであります。

辛いおだしにすると、
なおのこと旨いのであります。

唐辛子の激辛。

ああ、しゃぶしゃぶ食いたいなぁ。

と書いてきて、

改めて思うに

暑いと、

考えもまとまらず

本日のこの文章は、

いったい何を書きたいのか

自分でもわからなくなりました。

従って、

これにて失礼いたします。

ああ、暑い。