異動のご挨拶です

2020年8月 3日

ブログで大変申し訳ありませんが、異動のご挨拶です。

私、千葉猛は

8月1日をもって、
アナウンサー室アナウンス部から
報道局クロスメディア部に異動となりました。

みなさま、これまで本当にありがとうございました。

今後は報道局でインターネットニュースに関わる仕事をします。
50歳をはるかに過ぎての未知なる分野への挑戦です。

でも、新しい世界はとっても魅力的です。
インターネットの世界を知りたいという思いが膨らんでいます。

私は30数年前、アナウンサーを目指しました。
顔も声もいいわけではなく、反射神経もなく、不器用という
普通に考えたら難しい要素が勢ぞろいでした。

でも無理だとは思いませんでした。

大学で放送研究会に所属し、アナウンスパートで先輩に鍛えられました。
「無声化」「鼻濁音」「活舌」「フリートーク」「原稿読み」「実況」
誰に強制されたわけでもないのに、ずっとずっと練習です。

しんどいけど、練習している時間が充実していましたから楽しかったんです。
そして、一緒に歩んでくれる同じ志の先輩、同期、後輩がおりましたから。

懸命に努力していると、
神様が微笑んでくれるものですね。

就職活動の時には、永井譲治さんに出会わせてくれました。

永井さんは当時、アナウンススクールの職員でした。

先生ではありません。

でもどんな人より「先生」と呼ぶにふさわしい方でした。

カウンセラーとして、就職活動で心が折れそうになる受験生に対して、
「大丈夫ですよ~」と言いつづけ、励ましてくれました。

永井さんは「心ある話し手になってくださいね」と、
数百人のアナウンサーの卵を育て、
プロフェッショナルとして世に送り出してきました。

永井さんは2008年に52歳で亡くなりました。

私は、その年齢を越えました。

このたび、アナウンサー職を離れ、新たな世界に向かっていくにあたって、
永井さんを思い出しております。

永井さんがご存命であったなら、ご挨拶に行き、
懐かしい居酒屋で、一献差し上げたかったのですが。

しらすオムレツにケチャップで「念ずれば花開く」と書いてほしかったのですが。

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...心の中の永井さんにお礼をいうことにします。

人生とは「出会い」だなと、つくづく思っています。

いい人に出会えれば幸せです。

このブログを読んでくださるかた、
テレビで見てくださり、ラジオを聞いてくださるかたに出会えて、
私はアナウンサーとして大変幸せでした。

それではまた、いつかどこかでお会いする日まで。
お体に気をつけてお元気でお過ごしください。

本当にありがとうございました。

鉄馬との格闘

2020年7月30日

大型自動二輪免許ですが、
予想していた通り、規定教習時間を過ぎても、補習を重ねる状態となりました。
まあ、スムーズにはいきませんわな。

教習は胸や腕やひざに、プロテクターを付けた姿で受けます。

さながら戦国武士の鎧のようです。

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この姿、嫌いではありません。

私は、黒が好きなので、
ヘルメットから靴まで、全身、黒で固めて挑みます。

伊達政宗公のようですな。
そんなええもんちゃうか。

本当は黒に金で家紋を書きたいのですが。

さながらバイクは「馬」
鉄でできているから「鉄馬」ですな。

これを自在に乗りこなせる技量がなければ、命にかかわります。

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教習車は白いので「白馬」ですね。

闘いは勝ってこそ意味があります。

苦戦しておりますが、
必ずしや「白馬」乗りこなして見せます。

大型自動二輪免許への道

2020年6月30日

コロナでの外出、移動の自粛が解除されましたので、
かねてからの思いを実行に移しました。

「大型自動二輪免許」取得のため教習所に通っております。

昔で言う「限定解除」です。

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教習開始と終了の時には必ず手を消毒。

バイクの教習は屋外でオープンなので、
ソーシャルディスタンスは取りやすいですね。

私は400CCまでのバイクに乗れる「普通自動二輪免許」を持っているのですが、
大型自動二輪の免許を取得すれば、排気量の制限がなくなります。

たとえ10000CCのバイクでも乗れます。(...そんなバイクありませんが)

私が、大型のバイクに乗れたら
イメージに合わなくて面白いと思いませんか。


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免許を取得しても、大きなバイクを買う予定はありません。

ただいま53歳、年齢的にあと何年大きなバイクに乗ることができるのかは
わかりません。先の長い若者とは違いますので。

記憶力も視力も衰えて、
体力も低下しているからといって、

思ったことをあきらめるのは嫌です。

「挑戦しない」という選択肢はないと考えております。

教習で、750CCのバイクに乗りましたが、
普段乗っている250CCとは全く違い、
馬力が大きく、制御は難しいものでした。

しかし普通自動二輪免許取得から2年、
バイクの扱いに慣れてきたことの成果は実感します。

何事も準備が大切です。

さあ、おじさんの免許取得チャレンジは、どう進んでいくのでしょうか。

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こうご期待。

「あどりぶラヂオ」やります

2020年6月18日

突然ですが、

本日深夜(...というか明日早朝)「あどりぶラヂオ」

私が担当いたします。

よかったらお聴きください。

とはいえ、時間が時間なので、

ラジコのタイムフリーでも

お聞きいただけますので、ぜひぜひ。

...わりとおもろいでっせ。

61個目の資格に合格したと思います

2020年6月10日

61個目の資格試験に合格...したのではないかと思います。

合格基準点は越えましたので、

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...合格したんじゃないかなと思っています。

まだ正式発表されてはいないんですが。

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何の資格かというと「ITパスポート」です。

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ITを利活用するすべての社会人、これから社会人となる学生が
備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

合格率はおよそ50パーセントもあるので、
そう大変な試験ではないのですが、

齢50をとっくに過ぎたオヤジが
アルファベットの略語が多い
最新のIT用語を覚えるのは大変でした。

でも、やればできるものですね。

時代はIT抜きには語れなくなりました。

「テレワーク」が広く行われるようになり、

パソコンを通した会議も頻繁にあります。

時代に遅れている場合ではありません。

ITパスポート試験は
国家試験として初めてコンピュータで受験する
CBTという方式をとっています。

試験終了後、数秒で採点され
採点結果が画面に表示され、
数時間後には、パソコンから
採点結果をダウンロードできるようになります。

試験形式だけでも興味深かったです。

常に新しいことに向かってチャレンジしていかないと
人生面白くないですから。

ITの世界は奥深いですね。

いまを去ること30年前、
放送で情報をお伝えしたいと
何とか頑張ってアナウンサーになったのですが、

いまこうやってブログで文章を書いて、インターネットを通して
全世界の方に読んでいたたける(...日本語がわかる方だけですが)
時代が来るとは思っていませんでした。

30年後の放送産業はどんな姿をしているのでしょうか。
そして、働く人はどんな機械で、どんな作業をしているのでしょうか。

すべてAIが支配する世界にはならないでほしいです。

そのためには、人間が常にAIをコントロールできるよう

学びつづけないといけませんよね。